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実態告発−寄せられた事例
 
下請振興基準を守り、生活できる単価の保証を!=長野県・金型製造

 諏訪地方で金型部品を製造。諏訪地方でも受注量が極端に落ち込み、中堅企業でも週休3日、4日が当たり前。我々クラスでは売上が1割、2割という状況。これでは食っていけないという状況が続いている。長野県は製造業の比率は、かなり重要な位置を占め、諏訪、上田地方に特に集中。かつては東洋のスイスといわれ、セイコー・オリンパスの下請として発展、海外進出後も県外から仕事をうけてつないできた。ばたばたつぶれていくと地方経済に深刻な影響がでてくる。
 日本の大企業、国民生産が伸びてきたのは、膨大な下請中小企業があったから。それが存続できるかどうかは日本経済にとっても大きな問題。そもそも振興基準があるが、ほとんど守られていない。ひとつは製造単価が守られていない。車の部品製造、仕事が出ても30%の単価切り下げ。交渉し25%にしたら、来年はさらに25%さげろという。食っていけない。
 大手は減産しているが5割も減産していないのに、下請に来ると半減している。今までも不況があったがどこかに希望があったが、今はなくなっている。振興基準の問題を中小企業が言っていくのは大変な問題。自分の生存が危ぶまれるという状況もある。文書でまとめているので、ぜひご支援をお願いしたい。
   
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