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トップページ > 金融のページ > 商工ローン > 全国商工新聞 第2873号 3月30日付

 
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SFCGの債務者救済を求め金融庁交渉


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SFCGの債務者救済を求めた金融庁との交渉
 全国商工団体連合会(全商連)は11日、金融庁と交渉し、SFCG(旧商工ファンド)の債務者救済を求めました。
 SFCGやアセットファイナンス(子会社)、日本振興銀行に一括返済や強引な債権回収を行わないように指導することなどを要望。「強引な回収があった場合は都道府県に届けてほしい。その内容は金融庁にも届く仕組みになっている。日本振興銀行の回収についても、銀行法などに基づいて違反があればきちんと対応したい」と答えました。
 「過払い問題でSFCGとの和解が成立したが、和解金が振り込まれない」問題をただすと、「民事再生手続きの中での対応になるので、個別案件は直接の指導などはできない」と回答。参加者は「民事再生が進むと、本来、返還されるべき過払いが減額されるなどの事態が生まれる。これまで苦しめられてきた債権者を救済するために金融庁として何ができるか、イニシアチブを発揮してほしい」と要望しました。
 また、民事再生計画に関連して「過払いを請求するためには届け出が必要で、日本貸金業協会が窓口になっている。再建計画を決議するには債権者の過半数の同意、かつ総債権額の2分の1以上の賛成が必要。少額弁済をしない再建計画には同意しないこともできるので、届け出をしてほしい」と説明しました。
 
     
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