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  トップページ > 経営のページ > 異業種交流 > 全国商工新聞 第2954号 12月6日付
 
経営 異業種交流
 

滋賀県連商工交流会 技術・サービス 多彩に交流=滋賀


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展示品に関心を寄せる商工交流会の参加者

 滋賀県商工団体連合会(県連)は11月7日、第10回滋賀県商工交流会を開き101人が参加しました。
 会場に12のブースが並び、大きなヒント、刺激、元気を与える交流会になりました。
 開会あいさつをした吉川幸弘実行委員長は「初めて地元大学の参加を得たことや青年部の参加でパワーポイントやプロジェクターなど映像をフルに活用。大いに発信、大いに吸収を」と訴えました。
 愛知東邦大学・地域創造研究所の森靖雄顧問が記念講演し「地域でお金を回さないとアカン」と強調。「地元で1万円買えば24万円の経済波及効果、大型店で買えば1万2000円にしかならない。商店街は個々が頑張るだけでなく、商店街あげて頑張らないとやっていけない。人をどれだけ集めるかが大切」と強調しました。
 滋賀県商工政策課からは「滋賀県の中小業者の現状と県の商工施策」を特別報告。成安造形大学・地域連携推進センターからは、大津まつりのマスコット・ちま吉やホテルのロゴづくりに大学や学生がかかわっていることを映像で紹介。「学生、依頼者、近江のためになることは、いろんな人や団体と連携を強めたい」と説明を受けて、参加者は興味津々でした。
 また、「ただ今、受注3000万円」と切り出したのは、今年5月に発足した滋賀大津建設組合の特別報告。建設関係の仕事が減っている時だけに、大きな注目を集めました。
 昼の休み時間を使っての出展者のアピール&交流タイムでは、映像で仕事場が紹介され展示品を囲みながら交流。写真からそっくりなフィギュア(人形)を製作、扇の竹の部分に花や雪などをレーザーで彫刻した扇子、ガラスびんに彩り鮮やかな刺しゅう手まりが入っている「びん細工手まり」などを展示。ものづくりの技術や伝統の技に関心が寄せられました。
 午後は六つの分科会で交流。「若手による商売繁盛分科会」では、整体院を開業したUさんが「地域の催しや青空市にも出かけスペースを借りて実演している。神社で体験講座をしたこともある。良かったと思ってくれたお客さんが困っている人を集めてくれる」と発言し、参加者の関心を集めました。

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