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  トップページ > 平和・民主主義のページ > 憲法 > 全国商工新聞 第2839号 7月21日付
 
平和でこそ商売繁盛 憲法を守ろう
 

原水爆禁止世界大会に参加します
親になって得た子への愛 平凡な暮らしの尊さ刻む(手記)

 山口・下関民主商工会(民商)のKさん(29)=大工=は原水爆禁止世界大会への参加をきっかけに、「平和でこそ商売繁盛」の重みを体感しています。昨年は家族で参加し、今年も参加に意欲をみせるKさんの手記を紹介します。

  私が初めて参加したのは4〜5年前。きっかけは当時の青年部長に誘われたことです。
  学生のころ、戦争についての関係は苦手で悲惨な出来事に目を背け、戦争映画などは怖くて見て見ないふりをしていたと思います。
  そんな私が戦争に関心を持ったのは、結婚して子どもが産まれ「親」になったからです。
  命の大切さを今まで以上に受け止めるようになり、戦争で亡くなった幼き命、その親の気持ち、戦争の矛盾など、今まで見えなかったことがさまざまな角度から見えるようになりました。
  その後、長崎に2度参加し、全青協が06年に実施した「沖縄平和と文化の旅」にも参加しました。
  学校では教えない本当の戦争を知ることができたと思います。日本で唯一地上戦が繰り広げられた沖縄、言葉では言い表せない現実…。そして今なおそのつめ跡が残っている。
  僕自身2児の父親ですが、娘たちは笑うことができる、泣くことや怒ること、飛び跳ねたり、ご飯を食べたりできる。戦争のことを考えると今の自分が幸せであることを実感できます。
  世界各地ではいまだに戦争が起き、毎日たくさんの人の命が失われています。だからこそ僕たちが戦争の無意味さ、悲惨さ、平凡な暮らしの尊さをこれからの世代に伝えていかなければならないと思うのです。
  僕らにできることはその現実を学び、今後2度と繰り返さないように世界に訴えかけ、一人ひとりの努力で本当の世界平和につなげていくことだと思います。
  今年の原水禁世界大会に一人でも多くの人が参加するといいですね。
   
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