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  トップページ > 平和・民主主義のページ > 憲法 > 全国商工新聞 第2776号 4月2日付
平和 憲法
 
「憲法9条守りたい」全国で行動
自衛隊は撤退せよ

3.20中央集会に2500人
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 米英によるイラク攻撃から4年を迎えた3月20日、「憲法改悪のための改憲手続き法案を許すな」「自衛隊はイラクから撤退せよ」と全国で抗議行動や宣伝がとりくまれました。安倍内閣が改憲手続き法成立へ公聴会開催を強行する切迫した国会情勢のなか、東京・日比谷野外音楽堂でおこなわれた中央集会には2500人が参加。集会後のデモ行進では、国民世論を無視する与党へ、怒りのシュプレヒコールを上げて国会を包囲しました。

 全労連の坂内三夫議長が主催者あいさつ。日本共産党の市田忠義書記局長は連帯あいさつで、法案が9条改悪と地続きで、不公正・非民主的なものと批判。「法案の危険な狙いを知らせて廃案にしよう」と訴えました。
 日本イラク医療支援センターの佐藤真紀事務局長が、米軍が投下した劣化ウラン弾が原因でガンで苦しむイラクの子どもたちの現状を告発。各界から憲法を守る運動とともに米軍再編でたたかう神奈川・横須賀市のとりくみなどが報告されました。集会アピールを採択後、アメリカ大使館や国会に向けてデモ行進をしました。
 神奈川・多摩麻生民主商工会(民商)の篠崎一豊さん(68)=水道工事=は「改憲勢力は日本国憲法は古いとか時代に合わないとか、あれこれの理由を付けて変えようとしている。冗談ではない。9条など世界に誇れるものです。もっと憲法を学んで自分たちのものにしたい」と意気込み、「今、政府がやるべきことは景気対策であり、国民・中小業者の声を聞くことです。投票法案なんぞ急いでやる必要はまったくありません」と与党を批判しました。
 仲間の消費税裁判の報告集会に参加し、税務署員の裁量拡大などを認めた不当判決に怒り心頭の千葉・佐原民商の橋沢政實さん(59)=メッキ加工装置製造=は「昔の憲兵のように『問答無用』だ。戦費調達の消費税など、税金を払えない業者はつぶれろと言わんばかりだ。手続き法案を強行成立させようとする動きが本当に恐ろしい」と語り、「憲法は国民・中小業者を守る最後の砦」と力を込めました。
 
 
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