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  トップページ > 平和・民主主義のページ > 憲法動向 > 全国商工新聞 第2879号 5月18日付
 
憲法動向
 
▽ごり押しの理由は?

 衆院議院運営委員会(議運)は4月23日、与党側の動議を受け、憲法記念日(3日)前の成立をめざし憲法審査会の委員数や議事手続きを定める「憲法審査会規定」の審議を開始しました。
 4月14日にも自民党から規定の審議入りの希望が出ていましたが、野党は合意していませんでした。しかし、それを無視して与党が規定案を出したため、民主党は規定案作りは否定しないとしつつも「強引に話を進めることは反対する」と表明。憲法審査会の設置に反対する共産と社民両党は「国民は改憲を望んでいない」と反対しました。
 しかし、審議入り直後に新型インフルエンザが拡大。小坂議員や中山太郎元衆院憲法調査会長らは、5月4日に予定していたという日米議員会議準備会に出席するための訪米を中止すると発表しました。訪米土産に規定案成立を狙ったと思えるタイミングです。
 与党が出した規定案は、(1)委員は50人(2)国会の開会・閉会中問わずに活動(3)出席委員の過半数で表決―という内容。審査会は過半数の委員(26人)の出席で成立するので、最低14人の賛成で提出案件が成立し、改正作業も早めることができます。
   
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