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  トップページ > 平和・民主主義のページ > 憲法動向 > 全国商工新聞 第2861号 1月5日付
 
憲法動向
  ▽憲法審査会始動させず

 憲法改定を狙い憲法審査会が07年8月に衆参両院に設置されましたが、08年は委員の選定なども含め始動しないまま、新年を迎えました。
 しかし、改憲派は憲法改定の動きを止めていたわけではありません。昨年3月には新憲法制定議員同盟が総会を開いて、「9条の会」に対抗する草の根の改憲組織づくりの運動を進めることを提案し、憲法審査会の早期始動を求める決議を繰り返し採択しています。
 麻生首相は10月13日、中山太郎・自民党憲法審議会長らと会談し、集団的自衛権の検討のために憲法審査会を早く動かせと指示しています。直後の衆院テロ特別委員会では、自民党の中谷元衆院議員が「憲法審査会の場を参議院では(民主党が)設置に反対をしていると伺っておりますが」と質問。民主党の浅尾慶一郎参院議員は「国会の定めに従ってそれを粛々と進めていくべき」と答えています。
 しかし一方で、「9条の会」が全国で7294組織に広がるなど、憲法守れの国民的運動に押され、自・公与党と民主党は改正論議ができない状況に追い込まれています。総選挙は、改憲の動きを止めるチャンスです。
   
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