5%署名進めよう
消費税学ぶカフェ 山口民商

全国商工新聞 第3392号2020年1月6日付

 山口・岩国民主商工会(民商)は12月3日~9日、支部主催の「民商カフェ」を7カ所で開催し、43人が参加。消費税と確定申告の学習・交流をしました。他の民商では役員が中心になって学習していると知ったSさん=機械モーターメンテナンス=が、「うちの民商でもやりたい」と、会員同士のつながりを強めることも考え、民商カフェの名称に。
 西北支部では10人が参加。インボイス制度の内容を知り、「こりゃ大変なことになる。どうしても免税業者をなくして、税金を取りたいんか」(建設)と怒りをあらわに。灘平田支部では、Kさん=化粧品・健康食品販売=が「売り上げも仕入れも両方(8%と10%)ある。申告が大変だ」と語り、製造業の会員も「インボイスが始まったら、取引先から言われるの? 私はどうしたらいい?」と不安気に話していました。
 東装港支部と和木町の会員合同の会場では、「1機100億円もする戦闘機を、100機も買う必要があるの? やめりゃ~税金上げる必要ないんじゃない」「保険料や医療費が上がって、消費税も上げるなんて、社会保障のためなんて信じられん」と税金の使い方の話にもなりました。
 玖珂周東支部では、「消費税が導入されてから、こんなに法人税が下がっているとは初めて知った。もうかっている大企業からもっと税金取ったらええのに」「建設業は、(複数税率)あんまり関係ないと思っていたが、経費で両方あるやんか。記帳が大変じゃ! 誰がこんなこと決めたんか!」と怒りの声を上げました。
 どこの会場でも消費税を5%に引き下げ、インボイス制度を廃止させることが重要と論議に。「署名で世論を盛り上げていこう」と呼び掛けました。

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