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大運動
「憲法集会」に4000人の熱気
改憲策動許さない 9条守りぬく決意
東京・日比谷公会堂
 憲法改悪の第一歩となる国民投票法案が、今国会にも提出されようとするなか、3日、「2006年憲法集会」が東京・日比谷公会堂で開かれました。会場の外には大型スクリーンが設けられ、入場できない人も出るなど4000人が参加。この集会は全国商工団体連合会(全商連)も加盟する憲法改悪阻止各界連絡会議など8団体でつくる同実行委員会が毎年、呼びかけているもので、今年で6回目の開催となります。
 各界からの発言では映画「日本国憲法」をつくった監督・ジャン・ユンカーマン氏が「自民党の『改正』案の重大なことは、9条の交戦権を認めていないことを変えること。これがアジアにどういう影響を与えるか。9条があったから、これまで日本が戦争を繰り返さないことを誓い、アジア諸国にも謝罪することができていた。9条を持つ日本は世界の希望。国民の財産を守らなければならない」と訴えました。
 立正大学の富山和子名誉教授や、韓国NGO「平和ネットワーク」政策室長の李俊揆(イ・ジュンキュ)氏なども改憲の動きを厳しく批判。政党からは日本共産党の志位和夫委員長と社会民主党の福島瑞穂党首が出席し、発言しました。
 集会後、参加者は銀座までデモ行進しました。
 
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