申請して身を守ろう
年金減免学習会=愛知・津島民商

全国商工新聞 第3326号9月3日付

 愛知・津島民主商工会(民商)は7月19日、年金減免制度学習会&納付相談会を開き、8人が参加しました。毎年、3月の申告時に行っているアンケートで「国民年金滞納」の回答が多かったことから開いたもの。
 参加者の自己紹介の後、事務局員から年金制度の仕組みや減免制度の所得要件の計算の仕方、減免されるとどうなるか、減免申請と滞納することの違いなどを説明しました。
 参加者からの「申告もせず、年金の納付も放置しているという友人がいるが、大丈夫なのか」という質問に対し、「自分の知人も『大丈夫』と言っていたが、ある日突然差し押さえられた」「差し押さえの準備はこちらに黙ってやられる」「年金事務所は差し押さえできる口座を必死に探している」などの意見や実情を交流。「少しの手間でも、民商に相談し、減免申請することは、自分を守るためにも大事なこと」と確認し合いました。
 具体的に参加者一人ひとりの申告書の控えを見ながら、扶養家族数を確認。減免制度の所得要件(表)に当てはまれば、印鑑と年金手帳を持って市町村役場に申請します。

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 初めて申請する人が多く「できれば民商で一緒に行きたい」という要望も出され、「今月中に行こう」「特別催告など来ている場合は、すぐに電話を」など、今後の対応・対策についても確認しました。
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