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小規模工事
地元業者の受注に期待
兵庫・尼崎民商 住宅改修業者登録制度説明会
県の職員を招いて開いた住宅改修業者登録制度の説明会
 兵庫・尼崎民主商工会(民商)は2日、県住宅計画課の北中五雄課長補佐らを招いて、「住宅改修業者登録制度」説明会を開き、16人が参加しました。
 この制度は悪質なリフォーム業者による被害が相次いでいることから、兵庫県が住宅改修業を営む業者を登録し、請負実績などの情報を公開するもの。今年7月から実施しています。
 北中課長補佐は「この制度の目的は、県民が安心して住宅改修業者を選択することができるようにするとともに、業者の資質向上を図り、工事の適正化を促進すること。業者が県に登録すると、県民はインターネットや県民局などを通じ、その業者の実績を閲覧できるようにした」と説明しました。
 参加者から「義務付けられている研修は何日間あるのか」「建設業許可と内容が重複している。改善できないのか」などの質問が出されました。
 説明会に参加し、登録手続き中の石井教之さん(68)=塗装=は「大手や中堅の多くの住宅会社が改修工事に参入しているので仕事が減ってきた上に、安い単価で下請けに回している。この制度はインターネット上に自分の会社情報を紹介してもらえるのでありがたい。仕事が増えることを期待している」と語っていました。
 
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