2019年商工交流会IN長野
地元・長野で活躍する業者が報告

全国商工新聞 第3373号2019年8月19日付

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パネルA 小規模事業者と地域の持続的発展

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認知症対応グループホーム「峠茶屋」を運営する江森けさ子さん。介護事業への思いなどを話します

 パネルディスカッションAは、吉田敬一駒澤大学経済学部教授をコーディネーターに迎え、小規模事業者と地域の持続的発展を一体的に進める方途を探ります。
 パネリストは開催地の地元から、中川村前村長・曽我逸郎さん、松本民商会員でNPO法人・峠茶屋専務理事の江森けさ子さん、坂城葡萄酒醸造株式会社代表取締の成澤篤人さん、県環境部環境エネルギー課長の真関隆さんです。
 曽我さんは、TPPや原発に反対し、合併せず、日本で最も美しい村づくりに取り組んだ異色の前村長。「村の産業振興の主役は一次産業と自営業」との思いを語っていただきます。
 江森けさ子さんは、日本一の長寿県となった長野県で、認知症対応グループホームを運営し個人の尊厳と生活を守ると同時に、雇用を生み出しています。経験を交えながら、介護事業への思いを話していただきます。
 成澤篤人さんは、良質なワインブドウをつくり、ワイン集積地を盛り立てています。ワインづくりにかける思いや循環型経済に欠かせない中小事業者の役割を語っていただきます。
 真関隆さんは、県の「1村1自然エネルギープロジェクト」や「信州屋根ソーラーポテンシャルマップ」などの紹介とともに、地元の中小・小規模事業者が果たしている役割について報告します。

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