食品衛生管理の向上へ
HACCP学習会

全国商工新聞 第3369号2019年7月15日付

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食品衛生管理のポイントや記録の作り方などを学んだ名古屋東部民商のHACCP学習会

 名古屋東部民主商工会(民商)は6月12日、食品衛生法の改正(2020年6月施行)で原則全ての食品等事業者に義務づけられた「HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)の考えを取り入れた衛生管理」について学習会を民商事務所で行いました。
 食品国保組合の指導員が講師を務め、8人が参加しました。
 はじめに講師が、HACCPを日本が導入することになった経過や衛生管理上の注意点について説明。一般管理ポイントと重点管理ポイントの二つに分けて、計画の立て方や実施記録の作り方についてアドバイスをしました。
 参加した飲食店の方からは「食中毒を起こさないように、いつもやっていることだが、計画書にまとめるのは大変」とか「毎日、チェックができるのか不安だね」とかの意見が出されていました。
 民商では2回目を7月10日に開催することにしており、関係する業者の参加を呼び掛けています。

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