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体験イベント「洛中マルシェ」を開催=京都・上京民商

手仕事の魅力 見て触れて

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450人が参加し、職人の技を体験した「洛中マルシェ」

 手仕事の魅力を発信し、体験するイベント「洛中マルシェ」が3月26、27の両日、京都市の西陣織会館で開催されました。上京民主商工会(民商)会員も関わる「西陣町ミュージアム構想検討委員会」が主催したもので、約450人が参加。伝統産業の職人やものづくりに携わる人たちが技や作品への思い入れ、出来上がるまでのプロセスを語り、地元住民や子ども、旅行者などが、実際に手仕事を体験しました。
 会場には見る・買うだけでなく、手に触れ、参加体験できる18店舗が出店。子ども連れや外国からの旅行者などが、手仕事のバッグや洋服、陶芸作品を買い求めていました。
 500円からさまざまな体験ができるコーナーは、「一度やってみたかった」と順番待ちができる盛況ぶりでした。陶芸家の体験コーナーでは、子どもたちがろくろの上でいろいろな形に変化する土にじっと見入り、手機2台が置かれた織物コーナーでは、20aほどの布を30分かけて真剣に織り上げていました。生の花を薬で処理し水分を抜いた「ブリザーブドフラワー」の一角では、きれいな花びらを小さな額に張り付け、額絵が作られていました。
 抽選会では会場内で使用できる金券が当たり、大盛り上がり。金券が出るたびに鐘を鳴らして、出店者も拍手で歓迎していました。また、「応仁の乱・東陣を西陣から見る」と題した講演会も行い、手仕事の魅力をさまざまな形で発信しました。
 このイベントは、「洛中手づくりまつり」としてスタートして4年目。京都府の新文化産業強化支援事業の補助金と京都市の後援、地元の西陣織工業組合の会場協力支援、地元小中学校の協力も受けています。上京民商はイベントの事務局団体として、府の補助金獲得から「マルシェ」の準備、出店者への連絡などの実務に奮闘しました。
 「地域産業や子ども、住民の暮らしを支える地域貢献」を掲げ、共感と支援を広げてきた「洛中マルシェ」。民商では「西陣のまちのにぎわいを取り戻し、中小業者が主人公のまちづくりの運動を広げ、元気を発信し続けたい」とイベント成功に尽力しています。

全国商工新聞(2016年5月16日付)
 
   

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