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市の補助金で日よけテント改修=広島

 広島・庄原民主商工会(民商)会員で「岡本生花店」を経営するOさんは、庄原市の「まちなか活性化補助金」を活用し、店の日よけテントを改修しました。「テントも新しくなって、また商売への意欲が湧いてきた」と元気いっぱいです。

 Oさんが活用したのは四つある補助金のひとつ、「店舗改装支援事業」。2011年に始まったもので、備品や厨房施設、冷暖房設備などの購入を含め、改装費用の3分の1が補助されます(上限は50万円)。
 生花店を継いで30年になるOさんですが、長年の営業で日よけとなるテントが劣化し、「修理しよう」と思いながらも資金繰りの悩みが…。そんな時に目にしたのが補助金の活用を伝える民商ニュースでした。
 さっそく市の支所に出向いて相談。工事費の見積もりは約26万円でしたが、支所の担当者も地元商店の廃業が続く中で補助事業を利用して商売を続けていこうとするOさんを応援してくれました。
 Oさんは6月19日に補助申請し、7月24日には工事が完成。8月初旬には工事費の3分の1にあたる約7万円の補助金が交付されました。
 Oさんは「3分の1とはいえ、ホンマに助かった。これも民商がニュースで制度を伝えてくれたおかげ」と喜んでいます。

 * * *

 「まちなか活性化補助金」は、空き店舗改装などに対し、市が支援するもので05年から実施。店舗改装支援のほか、ギャラリー等の開設や空き店舗を活用した創業やイベントに対して補助します。このほか、業者が活用できる補助金として、「最寄り買い店舗改装支援補助金」(最寄りの店舗での買い物やサービスを受けることができることを維持するため、日常生活に必要な商品の販売及びサービスを提供する店舗などの改装費を2分の1以内で補助。上限50万円)、「あとつぎ促進奨励金」(市内に定住する満40歳以下の若者で、跡継ぎと認定されたもの1人当たり10万円)などがあります。
 しかし補助金が担当課ごとに分かれ、使い勝手が悪く、予算も限られています。民商では「予算も増やし、窓口を一本化し、使いやすい制度に改善していきたい」と、市との交渉を計画しています。

全国商工新聞(2014年9月1日付)
 
   

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