全商連トップページ
中小施策 税金 国保・年金 金融 経営 業種 地域 平和・民主 教育・文化 県連・民商 検索
 全商連とは活動方針・決議署名宣伝資料調査婦人部青年部共済会商工研究所発行案内入会申込リンク
  トップページ > 経営のページ > 経営 > 全国商工新聞 第3127号7月14日付
相談は民商へ
 
 
経営
 

夜オリきっかけに飲食店の経営交流会=大阪・吹田

 大阪・吹田民主商工会(民商)は6月27日、飲食店経営交流会を、Aさんが経営するカラオケ喫茶で開催しました。夜のオリエンテーリングの開催をきっかけに始めたもので、今回で3回目。飲食店の経営者ら7人が参加しました。
 焼き肉店を経営するBさんが「悩みも含めてお互いの経営を交流しよう」とあいさつ。
 前回の交流会で報告したCさんが経営するおでん店について役員のDさんが報告し、(1)江坂地域の特徴や変化を観察している(2)客層を明確にしている(3)交流の場を自分も楽しんでいる― の3点にまとめ、その後実践したメニュー表を外に出したことでお客さんも増えている、と紹介しました。
 この日のメーン報告者は開催場所となったカラオケ喫茶のAさん。
 開業前まで郵便局で働いていたAさんは、妻が勤めていた会社の会長の強い勧めで11年9月に開業。お酒にもこだわり、入手困難な宮崎産の焼酎をお客さんの要望に応えて苦労してそろえていること、店の内装にも工夫をこらし、天井に照明を当てると、青い星空になる幻想的な空間を作り上げた、と報告。
 これまで年輩者のお客が中心でしたが、若いお客の来店も相次ぐなど、「経営の見通しが明るくなっている」と語りました。
 また、近隣にカラオケ店が11店舗もあり競争が大変な中で、ポイントカードを発行するなど、再来店を増やすための工夫にも触れました。
 交流の中で、他の参加者から「お客さんとの間の取りかた」や「付きだしの内容」などが話題に。自分の商売を語り、発表することで、「商売を見つめ直し初心に戻ることができる」ことも強調されました。
 Aさんは「先輩方の助言は、店の経営に役立ちます。ありがとうございます」との感謝の言葉でしめくくりました。

全国商工新聞(2014年7月14日付)
 
   

相談は民商へ
ページの先頭