全商連トップページ
中小施策 税金 国保・年金 金融 経営 業種 地域 平和・民主 教育・文化 県連・民商 検索
 全商連とは活動方針・決議署名宣伝資料調査婦人部青年部共済会商工研究所発行案内入会申込リンク
  トップページ > 経営のページ > 経営 > 全国商工新聞 第2980号 6月27日付
 
経営
 

「地域おこし」「エコ起業」など学び合い 商工交流会に110人=岐阜


Photo
110人が参加して行われた第5回商工交流会

 岐阜県商工団体連合会(県連)は5日、「スイッチオン!変化と進化で商売繁盛」をメーンテーマに第5回商工交流会を開き、県下の民商から110人が参加しました。
 伊藤智司実行委員長のあいさつに続き、井内尚樹名城大学教授が「地域循環型経済をどう進めるか」をテーマに記念講演。「岐阜県は地域資源の宝庫。もっと水資源や木材資源の活用を」と、地域循環型経済への転換を呼びかけました。
 午後は5分科会に分かれて討論。
 「地域おこしのヒントを探る」分科会では特許の耐震工法「エルパワー」を紹介。大地震への対応で住民が見直すきっかけになればと提起しました。
 「公契約で地域経済活性化」分科会では、県下で初めて実現した可児市の住宅リフォーム助成制度について日本共産党の伊藤健二市議が「経済効果は16倍で、施工主の99%が『利用してよかった』と答え、90%を超える業者が『制度を延長してほしい』と望んでいる」ことなどを指摘、リフォーム助成制度の創設の重要性を訴えました。
 「エコで起業」分科会では、ロケットストーブ、マイクロバブル、エンジンドクター浄化システムが披露され、参加者から「すごいものをつくるもんだ」と驚きの声が上がりました。
 このほか、インターネットやホームページの活用、岐阜市金華地区の助成制度を活用したまちづくりでも活発に討論。「国税通則法改悪、自家労賃」を題材にした「民笑劇場」は、会場の大きな笑いも誘いました。
 商品展示コーナーでは、片手でできる洗濯バサミ「ありがとうクリップ」を実演。洗濯物の取り付けから取り外しまで、片手でわずかな時間でできることに参加者もビックリ。それぞれ自分の商売をアピールするきっかけにもなり、厳しい中に少しでも役立つものがあればと交流を深めました。

全国商工新聞(2011年6月27日付)
   
  ページの先頭