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空母艦載機くるな
山口・岩国 
 山口県岩国市で1月28日、「空母艦載機の岩国基地移転を問うシンポジウム」(同実行委員会主催)が開かれ、約450人が参加しました=写真。民主商工会(民商)からは岩国、柳井をはじめ山口、長門からも駆けつけ、17人が参加しました。
 空母艦載機部隊移転は、神奈川県厚木基地の空母艦載機部隊のうち57機を岩国に移転させる構想で、騒音や事故の懸念があり、米兵1600人が来ることも予想され、米兵人口の増加で犯罪が増えることも危ぐされています。
 シンポは「たらい回し」は許さず、「どうしたら移転をやめさせることができるか」と交流したものです。
 「米軍再編計画のねらい‐岩国基地問題の本質」と題して講演した広島市立大学平和研究所長の浅井基文さんは、今回の「米軍再編」の最大の狙いがアメリカの新しい先制攻撃戦争に日本を巻き込むことにある、と指摘。「日米一体で他国を侵略していいのか。日本が戦場になっていいのか。『米軍再編』で本当に問われているのはこのことだ。米軍基地も日米安保も日本の国民を守るものではない。危険な『再編』はきっぱりやめるべきだ」と話しました。
 会場からも「世界文化遺産の厳島神社の真上を飛ぶなど、危険この上ない。これ以上の強化は許せない」(広島)、「低空飛行でその衝撃はすごい。がまんも限界」(島根)などの発言が出されました。
 
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