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安保・基地
原子力空母の配備反対
神奈川・横須賀市 緊急集会に2500人
「原子力空母は来るな!」と米海軍横須賀基地の前で声を上げる12.17横須賀集会の参加者
 「原子力空母の横須賀配備を阻止する緊急集会」が昨年12月17日、神奈川県横須賀市の米軍横須賀基地に隣接するヴェルニー公園で開催され、地元の横須賀市民をはじめ、県内や近隣首都圏から2500人が参加しました。
 開会あいさつに立った横須賀民主商工会(民商)の富塚昇会長=製缶=は、「放射能の危険にさらされる原子力空母を配備する計画に、地元横須賀市長や市議会、県知事、三浦半島の全自治体の首長が反対している。平穏な暮らしを破壊する計画に命がけで反対し、阻止しよう。きょうの集会で原子力空母配備反対、日本に米軍基地はいらない、の意思を強く示そう」と力強く訴えました。
 日本共産党の志位和夫委員長は原子力事故と放射能汚染の危険、地球規模での米軍のなぐり込み根拠地として強化される危険、空母母港としての固定化・永久化を指摘し、「我慢も限界。無謀な計画を中止させるまで頑張ろう」と呼びかけました。
 各界からの連帯あいさつや発言が続き、集会終了後は横須賀中央駅をめざして繁華街をデモ行進。「原子力空母はくるな!」「米軍基地は日本から出て行け!」とシュプレヒコールが響き渡り、買い物客や、まちに出ている米軍兵士などにアピールしました。
 横須賀市内で精肉店を営む岸健一・神奈川県商工団体連合会(県連)副会長は「平和でこそ安心して商売ができる。今まで横須賀市民は基地と背中合わせで暮らしてきた。危険きわまりない原子力空母は認められない、というのはすべての市民共通の思い。地元自治体や国、そしてアメリカにこの思いを伝えたい」と話していました。
 
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