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  トップページ > 税金のページ > 消費税 > 全国商工新聞 第3018号 4月9日付
 
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消費増税 「上げられたら困るよ!」高校生も署名 消費税廃止各界連が宣伝

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「ネイル代がなくなる」と高校生も署名した各界連宣伝(3月22日、東京・新宿)

 「消費税増税は本当にやめてほしい」―。全国商工団体連合会(全商連)も加盟する消費税廃止各界連絡会(各界連)は3月22日、東京・JR新宿駅西口で定例の宣伝を行いました。7団体25人が参加し、増税に反対する114人の署名が寄せられました。
 高校生が「上げられたら困るよ」と署名するなど若者から高齢者まで幅広い人たちと対話しました。
 「いまは消費税を上げるべきではない」という20歳の男子大学生は「大卒の就職率が上がらず安定した職につけない。増税されたら払いきれない」と厳しい状況を語りました。
 板橋区在住の60代主婦は「首相になる前と後では言っていることが違う。一日でも早く解散して総選挙で信を問うべき」と野田内閣への怒りをぶつけていました。
 新宿区内で働く50代の女性介護士は「消費税を上げた方がいいと思っていたが、財源があるという話を聞いて納得した」と署名しました。
 出版社勤務の30代男性会社員は「単純に増税には反対。税金は大企業やお金持ちなど負担能力があるところから取るべき」と話し、「格差の広がりを是正するなどもっと人情味のある政治にしてほしい」と訴えていました。
 宣伝カーから各団体が訴えました。
 全商連の中山真常任理事は「中小業者は値引き競争や取引の力関係で消費税を価格に転嫁できない。弱い者に負担を押し付ける消費税増税を許さないため、皆さんの声を国会に届けましょう」と呼びかけました。

全国商工新聞(2012年4月9日付)
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