各地で集会・デモ行進

気仙沼集会の決議を税務署で読み上げる気仙沼本吉民商の及川会長

津波被害も気遣う
　宮城・気仙沼集会
　宮城・気仙沼集会には、約２００人が参加しました。
　チリ地震の影響で２月末に起きた津波により被害を受けた参加者もおり、被害状況などを聞きながら、お互いに気遣う光景も見られました。集会後は、穏やかな日差しの中を、気仙沼税務署までデモ行進しました。
　税務署では、集会で決議された「税務行政の改善を求める決議」を気仙沼本吉民商の及川政吉会長が読み上げ、集団申告を行いました。
　「確定申告が終わって、安心したや」と参加者は、ほっとしていました。

賛同が広がっていることを実感した鎌倉集会

チラシ見て参加
　神奈川・鎌倉集会
　神奈川・鎌倉集会は、約１００人が参加。市長からメッセージが届いたほか、集会チラシを見て自主的に参加する人もいるなど、運動の広がりを実感しました。
　「増税と罰則の強化」と題して民主党の「税制改正大綱」について学習。
　チラシを見たという初参加者は、「税制改正大綱」の内容を聞いてビックリ。「知り合いの人にも知らせたいので、レジュメを下さい」との申し入れ。鎌倉民商役員も「学習をやってよかった」と喜びました。
　また、税務署前までのデモ行進では、観光客が一緒になってシュプレヒコールをあげるなど、集会への賛同が広がっていることを実感しました。
　「増税の怒りの強さ、情勢の変化を感じた」と参加者から感想がありました。

にぎわう商店街でデモ更新をした垂水集会

商店街で注目集め
　兵庫・垂水集会
　兵庫・垂水集会は、４団体から１８０人が参加。集会後、商店街と駅構内をデモ行進しました。
　垂水で「廉売市場」として親しまれている商店街では、イカナゴの「くぎ煮」がシーズンを迎え、商店には買い求める人の行列ができていました。
　その中を「増税反対」「仕事をよこせ」とシュプレヒコールをあげながらデモ行進し、買い物客らの注目を浴びました。
　毎年ここを通るので、商店の方からも歓迎されています。子どもには風船を渡して喜ばれました。
　デモ隊はＪＲと山陽電鉄の垂水駅構内を通り抜け垂水漁港に到着。そこから大型バス４台に乗り込み、須磨税務署へ。確定申告を済ませた垂水民商会員は「無事に終わってよかった」と笑顔でした。

たくさんのプラカードでアピールした大分地区集会の参会者

プラカードで元気に
　大分地区
　大分地区集会は、３団体から約５００人が参加。
　大分民主商工会は集会前日に、民商役員、婦人部、青年部が集まり、プラカード作りをしました。
　初めてプラカード作りを経験したＫさん＝塗装＝が「何を書いたらいいのかな」と悩んでいると、役員から「自分の思っていること、国に要求したいことを書いたらいいよ」とアドバイスが。
　考えた末に、白いプラカードに「仕事を増やして後継者づくりを」の文字を力強く書きました。
　集会後は、税務署までデモ行進。Ｋさんはプラカードを掲げながら「増税反対！」と元気よく唱和しました。