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  トップページ > 税金のページ > 徴税攻勢 > 全国商工新聞 第3209号3月28日付
相談は民商へ
 
 
税金 徴税攻勢
 

税務署員の暴言に抗議し納付強要を謝罪さす=兵庫・姫路民商

「銀行の返済やめて税金払え」

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民商に相談して良かったと安堵の表情を浮かべるFさん(右)と渡辺強司会長

 兵庫県姫路税務署の署員から「銀行の返済をやめてでも税金を払え」と納付を強要された姫路民主商工会(民商)のFさん=建設=は2月25日、渡辺強司会長など民商の仲間とともに「憲法を守らない徴収をやめよ」と厳重に抗議。税務署は誤りを認め、謝罪しました。
 5年ほど前から仕事が少なくなったFさん。親会社から消費税分の値引きを求められるようになって、消費税の支払いが滞るようになりました。税務署へ出向き請求書などで実態を示しながら分納し、転嫁できない消費税分は、利益を削りながら払い続けていました。
 税務署に、「月々少しでも納付しますから」と電話で相談もしていましたが、延滞税は大きく、税額が減らない中で今回の納付強要が起こりました。 Fさんが「税金の支払いを待ってほしい」と何度か電話で相談したところ、代わったばかりの担当署員は「銀行の返済はできるのに税金は払えないのか」「全額一括で払ってもらう。最終通告だ」と横暴な返答。Fさんは「払えない自分が悪い」と思って、反論ができませんでした。
 「税金を払えないことがここまで悪いのか、人間として生きる価値もないのか」と、やり場のない怒りを民商に相談したFさん。渡辺会長に励まされ、一緒に抗議することに。現状やこの間のやりとりへの怒りを訴えました。
 同行した渡辺会長が「税金が一番と言うが、憲法の下に税法がある。生きる権利が一番だ」と強く抗議。税務署員は謝罪をしました。
 Fさんは「民商に相談して良かった」と話しています。

全国商工新聞(2016年3月28日付)
 

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