全商連トップページ
中小施策 税金 国保・年金 金融 経営 業種 地域 平和・民主 教育・文化 県連・民商 検索
 全商連とは活動方針・決議署名宣伝資料調査婦人部青年部共済会商工研究所発行案内入会申込リンク
  トップページ > 全商連の活動 > 全国商工新聞 第2854号 11月10日付
 
全商連の活動
 

心の健康を守る大切さ
いの健全国センターが京都で交流集会
中小業者の取り組み報告

 全国商工団体連合会(全商連)も加盟する「働くもののいのちと健康を守る全国センター」(いの健全国センター)は10月11、12の両日、京都市内で「心の健康を守る職場・地域づくりを」をメーンテーマに第3回健康で安全に働くための交流集会を開催。職場、地域、労働組合、民商関係者など215人が参加しました。

 1日目の全体会では、いの健全国センターの鈴木蔵人理事(メンタルヘルス対策委員会責任者)が問題提起を行い、「日本だけでなく、世界各地でもメンタルヘルス問題が急増している」と指摘。職場・地域でどう対応するか、学習・啓蒙活動の重要性を強調するとともに、「全国センターとして各地の取り組みの集約と先進例について普及する」と述べました。

 問題提起の後、産業医で夏目坂診療所の阿部眞雄医師が「メンタルヘルス不全者を出さない職場づくりと職場復帰支援」、精神科医で城北病院の松浦健伸医師が「心の病の理解のために」と題して、記念講演しました。

 職場・地域から安全衛生活動やメンタルヘルス対策について3人が特別報告。京商連常任理事(共済会副理事長)の岸本安弘さんは中小業者の健康破壊の実態と厳しい経営環境の中で仲間が集まって話し合い、みんなで要求実現している取り組みを報告しました。

 全体会の後、参加者は「予防と職場復帰」「相談活動と労災申請」の二つのテーマで分散会討論し、職場・地域での実践や今後の課題などについて交流しました。
   
  ページの先頭