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数字に強くなろう! 決算書など実務学習会=大阪・淀川民商青年部

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「数字に強くなろう」と経営の実務を学んだ淀川民商青年部の学習会

 大阪・淀川民主商工会(民商)青年部は7月16日、「経営を考え数字に強くなる!若手税理士による実務学習会」を開催し、31人が参加しました。泉佐野市内で税理士事務所を構える熊野雅樹税理士が講師を務めました。
 第1部は「決算書の見方」。まず始めに、「決算書の読み方は、誰からも教えてもらわないし、分からなくて当たり前」として、「ここだけ分かれば大丈夫!」とポイントを解説。(1)会社はもうかっているか(2)自由に使える現金はどれぐらいあるか(3)会社はつぶれないか-の3点を学び、そのために必要な「損益計算書」「貸借対照表」「キャッシュフロー計算書」の「財務三表」について深めました。
 第2部では経済産業省の「ローカルベンチマーク」(ロカベン)について説明。金融機関などが地域企業への経営支援をする際に参考にする評価指標のことで、『企業の健康診断ツール』とも呼ばれ、3期以上決算(個人事業主でも可)をしていれば誰でも利用できます。「ロカベンを通じ、会社や金融機関、官公庁が経営状態を把握でき、対等な対話のきっかけになる。銀行融資が難しかった会社でも事業の内容や成長の可能性に目を向け、新たな銀行融資や官公庁のサポートを受けるための道が開ける」として活用を呼び掛けました。
 約90分の講習後は、総まとめのミニテスト。アンケートでは参加者から「ローカルベンチマークは初めて聞く言葉だったが参考になった」「今後に生かしたい」など、リアルな声が多数寄せられました。
 今回の企画は、会内外に呼び掛けるため、ビラやDMなどを1万180枚配布し準備。
ビラで2人、DMを見て1人の参加がありました。学習会後の青年部会では、「次回も会内外の経営者が学ぶ機会を作ろう」と確認。反省点とアンケートの集約をもとに企画することにしました。

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全国商工新聞(2017年8月7日付)

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