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共済会
「改正」保険業法に抗し自主共済守り抜く確信
「見解」を力に情勢切り開く
全商連共済会第2回理事会 たたかいは正念場
全会員加入・「移行」を推進 攻勢的な運動を
 全商連共済会は11月19日、都内で第2回理事会を開き、9月の第1回理事会以降、「改正保険業法の共済規制に関する全商連の見解」を力に自主共済を守る多彩な運動で「情勢を切り開きつつある」ことを確認。この間のとりくみや春に向けた運動の決意など21人が発言し、「引き続き『見解』の立場で、全商連共済会を対象外であることを認めさせるとりくみを強める」ことなどを柱とする理事会決議(要旨別項)を満場一致で採択しました。

民商共済会のとりくみを報告する理事。全体で21人が発言しました
 鎌田保理事長はあいさつで、「全商連共済会を保険業法の規制対象外にという国会要請行動ではさまざまなドラマがあった」と述べ、要請で紹介議員になるのは従来、共産党だけだったが、民主、社民、自民まで広がり、変化がおこっていることを紹介。「私たちの運動で世論を広げ、国会と政府を動かしてきた。ここに確信を持って、理事会の方針通り、『移行』、全会員加入運動をさらに強めよう」と訴えました。

たたかいを次々
 田中義郎専務理事が、第1回理事会以降の活動と今後のとりくみの方向を提案。「自主共済への不当な規制を許さないとりくみでは、自主共済守れの私たちの運動で情勢を切り開らきつつありますが、到達から見るならば、いっそうの運動が求められている」と述べ、さらなる運動の強化を強調しました。
 討論では21人が発言。「保険業法見直し署名は1人10署名、はがきは1人1枚で12月末までにやりきる」(福島)、「『お元気ですか』の訪問は健康面だけでなく、『商売どうですか』にもつながる。そうした訪問で附則会員をゼロにした民商もある。また、共済の今日と未来を考える懇話会を立ち上げた」(愛知)、「懇話会を立ち上げようと運動をすすめている」(兵庫)など全会員加入・「移行」や保険業法のたたかいを報告。

集団健診も報告
 「支部主催の集団健康診断、アスベスト検診をおこない喜ばれている」(北海道)、「集団健診はすべての民商ですすめている。それでも受診者は会員比率で8%弱。受診率の高いところは土曜日健診とか費用の軽減などの措置をとっている」(大分)など集団健診のとりくみも報告されました。また、「やっぱり班会は大事。悩みから仕事までなんでも話し合っている。最初は苦労したが、今では『今度いつ集まるか。大腸がん検診いつにする』の声もある。会費の未納もない」(新潟)など班会の重要性も出されました。
 まとめ報告で田中専務理事は「保険業法のたたかいはこれからが正念場。自主共済を守り抜くため全力でたたかおう」と呼びかけました。

 
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