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婦人部
 

業者婦人商工交流会で商売や人生語り合う=静岡県婦協

趣味を通じて話も弾み
 静岡県連婦人部協議会(県婦協)は11月3日、第5回県業者婦人商工交流会を開催しました。県内民主商工会(民商)から子ども5人を含む63人が参加。人生を語り合い、学習や展示即売、趣味の体験コーナーなど多彩な内容で会場に笑顔があふれました。

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業者婦人の人生・商売に耳を傾ける静岡県婦協の商工交流会参加者

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作品を手に笑顔が広がった「かわいい動物のミニ寄せ植え」体験コーナー

人とつながる大切さを実感
 参加者から共感を呼んだのは、商売と人生を語る「業者婦人の発言」。清水民商の斉藤さん=ミカン栽培=は、「ミカンの発送時には、手紙を添え相手の体調を伺ったり、珍しい品種を入れたりしている」と工夫を紹介。お礼の手紙をくれた東日本大震災の被災者との交流に触れ、人間同士のつながりの大切さを実感したことを話しました。
 静岡民商の小林さん=ケアマネジャー=は、介護保険の制度の仕組みや介護利用者とその家族に対する思いを発言。「家族の立場に立って相談に乗れる『選ばれるケアマネジャー』になりたい」と夢を語り、「地域のサポートシステムを上手に利用していくことも大切」と呼び掛けました。参加者からは「女性らしい心配りで人との交流を深め、苦労にもめげない話に感動した」と感想が出されました。

マイナンバー学習も深めて
 関心が高いマイナンバー制度についても学習。政府が導入に固執する理由や、アメリカで広がる個人番号を悪用した詐欺・流出被害について学びました。
 みんなで楽しめる企画も多数用意。展示即売では「ゆずがらし」「金山寺みそ」「手作りブルーベリージャム」「アジの干物」など自慢の一品、革小物やアクセサリーが並び、それぞれアピールしました。
 「もっと交流が進むように」と今年初めて「体験コーナー」を企画。本物そっくりのお菓子を作る「スイーツデコ」、身近なものを使って体をほぐす「簡単ストレッチ」、犬のぬいぐるみを作った「かんたん手芸教室」、クリスマス用の小さなポットの「かわいい植物のミニ寄せ植え」など、どのテーブルも大盛況でした。
 参加者からは、「マイナンバー制度ができた経緯を学び、私たちの商売や暮らしは今も昔も権力に脅かされていると感じた。メリットもないのに管理を義務付けられ、事故があれば責任を追及されるなんておかしい」「民商や県婦協の学習ではいつも政治の本質を知り驚くばかり」「体験コーナーは、普段話すことのない仲間と楽しく交流でき、趣味を広げる機会にもなって本当に楽しかった」など前向きな感想がたくさん寄せられました。

全国商工新聞(2015年12月21日付)
 

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