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  トップページ > 婦人部 > 全国商工新聞 第3140号10月20日付
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婦人部
 

消費税増税いや!業者婦人がいっせい宣伝

 「10%への消費税増税には絶対反対」―全国各地で業者婦人の声が響きました。全商連婦人部協議会(全婦協)が第2回幹事会で提起した「業者婦人・全国一斉宣伝行動」(5〜11日)です。地域に増税反対の世論を広げようと各県連婦人部協議会(県婦協)、民主商工会(民商)婦人部が工夫を凝らした署名・宣伝行動に取り組みました。「増税はいや」「こんな行動を待っていた」と歓迎の声も上がっています。

大金持ちに課税を・マスコットも登場=静岡

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婦人部マスコット「みん子」も登場した静岡の宣伝

 磐田、浜松、浜名の3民商婦人部は7日、JR浜松駅前で合同宣伝を行い、1時間で121人分の署名を集めました。
 ベビーカーを引いた30代の女性は「これ以上消費税が上がったら本当に困る」、派遣社員の30代の女性は「国保料が高くて生活が苦しい。お金のある人から税金を取って庶民は減税してほしい」と語り署名。「学校の購買でパンを買うと、それだけでお小遣いが少なくなっちゃう」と言う女子高生もいました。浜松民商のSさん=不動産=は「『増税に賛成』という人もいたが、転嫁できない業者の大変さを話すと理解してくれて署名もしてくれた」と笑顔でした。
 清水、静岡、藤枝、島田、小笠掛川の5民商婦人部も7日、藤枝駅前で宣伝。清水民商婦人部マスコットキャラクター「みん子」も登場して注目を浴び、115人が署名しました。婦人部員手作りのつまようじ入れも配られ好評でした。参加者は「男子高校生が『家族の分もしたい』と署名した。大勢で宣伝すると反応が違うわね」と生きいきと語りました。
 3日には三島民商婦人部が36人分、8日には浜北民商婦人部が59人分の署名を集めました。初めて街頭署名を呼びかけた浜北民商のYさん=溶接=は「勇気をもって声を掛けたら署名してくれる人が多くて良かった」と話していました。

社会保障は悪化・政治に強い怒り=神奈川

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増税反対・賛成の理由を聞きながら対話した神奈川県婦協の行動

 神奈川県婦協は7日、東神奈川駅でピンクのハート型のデコレーションを背中に、にぎやかにアピール。シール投票では、賛成・反対を問うだけでなく、「家計が厳しい」「社会保障に使われていない」など反対の理由の項目を設けました。
 若いサラリーマンは「社会保障に使われていない」「やるべきことをやってからだよな」と反対。30代の主婦は「家計が厳しくなる。買い物でも安いなと思っても、レジで消費税がついた値段でびっくりすることがある」と反対。アイスを食べている中学生に「消費税上がるとアイスももっと高くなっちゃうよ」と話すと「そうだなあ」と署名に協力してくれました。
 8日に川崎中央、多摩麻生、厚木、10日に横須賀の民商婦人部がそれぞれ行動。「政治に怒っている」「マイクで増税反対と言っているのを聞いて戻ってきた」と元気になる反響が多くありました。

10%反対が圧倒的・シール投票で鮮明=福岡

 福岡県内の婦人部では、祭りや商店街でシール投票をしながら署名を呼びかけました。
 博多民商婦人部は、5日、地域のまつりで消費税増税反対のシール投票と署名を呼びかけました。貝嶋槇子部長らは会場を回り、182人がシール投票。結果は反対が181人、賛成は1人だけでした。署名は149人が協力。参加した部員たちは、「みんな『消費税増税はきつい』と言っていた」「反対の態度は示していかんとね。今後もやっていかないといけんね」と話し合いました。
 直鞍民商婦人部は、5日にハンドマイクで訴えながら、道行く人を追いかけてシール投票を呼びかけました。「介護保険も上がって大変なのに、消費税増税は反対」など対話が弾み、結果は「もうムリ! ふざけるな」が72人、「8%OK」は7人、「10%仕方ない」は8人のみでした。

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岐阜県婦協では中濃民商婦人部長が作製したチラシを配り宣伝。
6カ所の行動で134人分の署名を集めました

全国商工新聞(2014年10月20日付)
 

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