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婦人部
 

結成40周年 原点に立ち返り 仲間増やして悪政ストップ=全婦協第5回常任理事会

 全商連婦人部協議会(全婦協)は13日、第5回常任幹事会を開きました。今年、結成40年を迎える全婦協のあゆみを確信にして仲間を増やし、安倍政権の暴走政治に反撃しようと、暮らしと営業を見直す自主計算運動の発展など当面の要求運動の重点と組織建設の課題についての方針を話し合いました(別項)。また、全婦協第30回定期総会を10月18、19の両日に大阪で開催することを確認しました。
 大石邦子会長はあいさつで、「秘密保護法、TPP、消費税増税、原発、靖国参拝などの問題でも、国民の声とかけ離れている」と安倍首相の暴走政治の矛盾と運動の展望を話し、「40年の歴史を確信に、増税中止、所得税法第56条廃止に向けて、集まって話し合うという原点に立ち返り、業者婦人一人ひとりに声をかけていこう」と呼びかけました。小林淳子事務局長が決議案を提案しました。
 討論では、鳥取の「児童手当差し押さえ」の裁判勝利や「島根県エネルギー自立地域推進基本条例」の制定をめざす署名運動の取り組みなど多彩な活動が報告されました。
 56条廃止の意見書採択が全国で347自治体に広がり、岩手県連婦人部協議会(県婦協)から久慈市が12月議会で採択したことも発表されました。
 消費税増税中止を求めて新春から行動を展開した東婦協は、「JR錦糸町駅前の行動で、135人もの署名が集まった。社会保障が改悪され、4月からの増税で国民の不安が大きくなっている」と発言。東京都知事選の勝利に向けて決意を表明しました。
 京婦協は、4月に控えた京都府知事選に向けての取り組みで、「ホップ(学習)、ステップ(宣伝)、ジャンプ(決起集会)を計画している。市民中心の政治を取り戻したい」と力を込めて訴えました。
 組織建設では、福井県婦協からは「県婦協を結成して間もないが、仲間を増やす大切さを実感している。対象者訪問を進めて、婦人部を大きくしたい」と決意が語られました。埼玉県婦協は全商連、全婦協総会に向け、神奈川県婦協に拡大競争を申し入れました。
 広島県婦協では、春の運動に向け仲間を増やしていこうと、1月中に全民商婦人部で拡大統一行動を展開して行くこと提起しました。
 北海道婦協は、婦人部独自で大腸がん検診を実施することなどが報告されました。
 さらに、各地の平和学習や県婦協主催のフェアなど30人が発言しました。

 要求運動の重点

 1、暮らしと営業を見直す運動の発展を

 消費税増税を中止させ社会保障充実を
 確定申告期を迎えるにあたり、自主記帳・自主計算に取り組みます。情勢や納税者の権利を学び、自主記帳・申告を身につけられる「自主計算パンフ」を日常的に活用します。
 集まって助け合いながら進める領収書整理会や記帳会を力に、横暴で不当な調査・徴収に立ち向かいます。厳しい商売のもとで、多くの中小業者が税金の支払いに苦慮しています。納税緩和措置について学び、制度を活用し、納税者としての権利を行使します。
 今回の3・13重税反対統一行動は、4月の大増税実施を目前にした中で行われ、中小業者・国民の一大決起の行動となります。増税中止運動の結節点として成功させます。
 税と社会保障の一体改悪に対する怒りが広がっています。国保・年金・医療・介護・生活保護など切実な要求を結集し、会内はもとより、地域住民に広く声をかけ、暮らしと営業を守る大行動となるよう、業者婦人の力を発揮します。
 商売で生き抜く取り組みの強化を
 地域をよく知る業者婦人が、家族とともに商売で生き抜く社会の実現をめざします。集まって話し合い、暮らしや商売を厳しくしている要因や打開策を明らかにします。困難な中でも商売を伸ばすことについて話し合います。「商売を語る会」「商売交流会」などを開き、商売の魅力や展望を深めます。

 2、戦争の道を許さず憲法を守る共同を

 憲法の明文改憲とあわせ、集団的自衛権の行使を容認する解釈改憲に反対し、憲法を守ります。
 脱原発・再稼働反対・再生可能エネルギーへの転換の運動と、核兵器廃絶の運動を結んで進めます。3・1ビキニデーに代表を送ります。

 組織建設の重点

 1、仲間を増やし業者婦人の要求実現を

 春の運動から全商連総会を迎える運動で、全婦協第29回総会時現勢回復をめざして拡大を進めます。すべての婦人部が会員比6割をめざします。「全婦協40年のあゆみを力に」リーフを活用し、婦人部の魅力を伝えて仲間を増やします。

2、班・支部に沿って集まり、商工新聞を運動の力に

 全婦協40周年を旺盛な組織拡大で迎える運動を進めるために、三役会・役員会など機関会議を定例で開催します。話し合った内容はすべての部員に伝わるよう、班会・小集会をすべての婦人部で行います。
正確な部員名簿や対象者名簿を整えて行動します。
商工新聞をよく読み、暮らしや営業に生かし、全商連第51回総会を増勢で迎える拡大運動とあわせ、目標を持ち読者拡大に挑戦します。

3、「団結は力」を掲げ、民商運動と呼応し前進を

 業者婦人の要求を実現するために、婦人部活動を主体的に進め、民商・共済・青年部の運動への理解を深めることが重要です。「力と心をひとつに―35年のあゆみ」「民商・全商連の60年」に学び、強く大きな組織づくりに力を合わせます。

全国商工新聞(2014年1月27日付)
 

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