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  トップページ > 婦人部 > 全国商工新聞 第2908号 12月21日付
 
婦人部
 

女性・共同経営者の交流会=大阪・摂津市


 大阪府摂津市女性政策課が主催する「パワーアップセミナー2009 商売にかける女たち 夢とエンパワーメント」と題した女性経営者・共同経営者交流会が先ごろ開かれ、摂津民主商工会(民商)婦人部の17人が参加し交流しました。

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摂津民商婦人部から17人が参加し、元気をもらった「パワーアップセミナー2009」
 7回目になるこの集会は「業者婦人が交流できて、役立ち元気の出ることをしてほしい」という民商婦人部などの要求を受け、摂津市が企画してきたもの。市の男女共同推進計画の一つとして行われています。
 今回は、厳しい経済情勢の中で摂津市の中小企業を応援する制度融資などの内容を学び、参加者の商売での工夫・頑張りを語り合って交流しました。
 融資制度の紹介では、「今年度までの申請に限り、当初の契約期間内に融資を完済すれば、その後に保証料と利息の全額を市が補給する。融資期間も5年に延長している」という産業振興課の言葉に、参加者は興味津々。「銀行から融資を受けているが、利息が高く悩んでいた。市の融資制度の利用をぜひ検討したい」「保証料や利息が補助されれば助かる。こんないい制度はもっと宣伝して」と声が上がりました。
 交流会では多種多様な業種の参加者が経理や資金繰りの工夫、自身のスキルアップなどについて語りました。Kさん=アルミサッシの金型設計=は「民商で簿記やパソコン会計を教わって、資金繰りも自分でするようになった。仕事も少しずつ回復し、夫婦で立て直している」と発言。女性経営者のIさん=中医整体=は「技術だけでなく、お客さんの思いを受け止められるよう、日々勉強して、自分自身を向上できるよう努めています」と力強く語りました。
 参加者からも「市が出向いて分かりやすく説明してくれたり、私たちの話を聞いてくれたりする機会は貴重。これからも続けて」と好評でした。商売が厳しい中でも、元気の出る企画となりました。

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