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  トップページ > 婦人部 > 全国商工新聞 第2880号 5月25日付
 
婦人部
 

兵庫で経営力アップ・チャレンジ学習会

商売の知恵、工夫学ぶ

兵庫県婦協主催の「経営力アップ・チャレンジ学習会」に参加し、佐竹隆幸教授の話に聞き入る参加者ら
 兵庫県連婦人部協議会(県婦協)は4月11日、「経営力アップ・チャレンジ学習会」を開き、60人が参加。厳しい中でも商売を続けるための知恵や工夫を学ぼうと開いたもの。笑いあり、真剣な質問ありで、「目先のしんどいことばかりにとらわれず、先を見ることが大事だと分かった。勇気をもらった」などの感想が出されました。

実例を紹介して
 兵庫県立大学の佐竹隆幸教授が「大不況の中で中小業者は今何をすべきなのか、今後の日本経済はどうなるのか」をテーマに講演。「商売で大切なのは、人・金・物・情報の四つ。良い人材を得るチャンスを生かし、生き残るために緊急保証制度の融資を獲得する。顧客や従業員のために設備投資をし、民商の集まりや商工新聞で情報をしっかりキャッチして、商売を発展させるアイデアを考えよう」と強調しました。
 また、社員と顧客の満足度を高める努力を力説。(1)従業員が元気にあいさつできる。働きがいのある企業づくりに努力し、情報や経営の不安を共有している企業(2)店名を平仮名にし、イメージを変えて売り上げを伸ばした企業(3)商品の歌をつくって歌い、愛着を高めている企業‐など、地元の元気な中小業者の実例を紹介しました。

学ぶと展望が…
 参加者からは「学ぶと先の展望が見える。落ち込むのではなく、前を向いて経営をどう伸ばすかを考えることが大切」「お客さんにもっと喜んでもらえるよう考えて商売をしたい」「積極的に交流して、新しいことにも挑戦したい」などの声が寄せられ、学習を力に困難を乗り切ろうと決意を新たにしました。
   
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