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  トップページ > 婦人部 > 全国商工新聞 第2853号 11月3日付
 
婦人部
 

特集=全婦協第27回定期総会

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笑いあり、涙あり。分散会で運動の成果を活発に交流
分散会で勇気と元気を活発に交流

 20の分散会では多彩な活動が報告され、代議員に勇気と元気を与えました。
 発言が相次いだのは所得税法第56条の廃止を求める運動。「広島県尾道市の『意見書』採択では婦人部が1年かけて学習し、実態調査や共産党議員団との懇談を続けてきたことが力になった」(広島・尾道)と話し、「7月から会派回りをして請願署名を提出し、7時間以上の委員会を傍聴。不採択になったが、5年前より取り組みが前進した」(大阪・八尾)と報告しました。
 部員拡大では「みんなに『1人でも増やしてほしい』と訴えると2、3日で20人の部員が増えた」(兵庫・尼崎)、「統一行動日に県婦協の応援を受け、静まりかえっていた事務所が花が咲いたように明るくなった。訪問では待っている人もいて、やればできると思った」(三重・名張)など確信をもって発言しました。
 厳しい実態も報告されました。「仕事がまったくなく、従業員を減らしたが、資材高騰で毎日が不安。今年まではなんとか仕事があるが、来年はどうなるか、先が見えない」「単価は何年も前から同じなのに、材料費や原油高騰が響いている」など出されました。
 また、子どもと教育をめぐっても大変な実態が明らかに。鳥取の代議員からは「地方税の滞納で児童手当が差し押さえられ、就学援助金も学校に入金。高校生の子どもが学費のために働いたアルバイト料が振り込まれる通帳と印鑑、キャッシュカードが学校預かりとなる事態が起きている」と報告。また、埼玉県富士見市では、修学旅行の積み立てが納入日に遅れ、校長が「金がない人は行くな。質屋か誰かに借りろ」と暴言を吐いたことが紹介され、怒りの声が上がりました。
 また、魅力ある婦人部づくりについても活発に討論。埼玉・熊谷民商の代議員は「毎月、三役会と役員会を開いている。運営は役員で進め、役員が準備した商工新聞などを活用したワンポイント学習が力になっている。総会と合わせてのお楽しみ会も好評」と語っていました。
 若手の代議員からは「若い世代が集まれる場をつくってほしい。ベテランとのつながりがなく、顔を合わすのは申告の時だけ」などの悩みも話され、「夜の会議や休日の活動をつくってもらったらどうか」「やりたいことを積極的に提案したらいい」などアドバイスし合いました。
   
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