全24班で対話広げる=熊本・宇城
「経営・暮らし・健康の向上」の全会員調査を進めようと、熊本・宇城民主商工会(民商)はこの春、合同班会も含め全24班が集まりを持っています。仲間増やしの活動でも、参加者全員が拡大チャレンジカードに名前と目標を書き、全員参加で挑戦しようと取り組んでいます。
宇土4班の班会(1月23日)には6人が参加。班長=料飲=の司会で、全会員調査の書き込みを始めました。
Aさん=自動車修理・販売=が「消費税が8%になったけど、客からはなかなかもらえない。結局、自分たちでバチ被らん(身銭を切る)といかん」と話すと、同業のBさんも「消費税が上がっても“まけなっせ”と言われると、しょうがない」など4月以降の厳しい状況が出され、今年の納税を心配する声も。30分ほどかけて記入した後、15年「春の運動」DVDを視聴しました。
互いの近況では、Aさんが、同居する母親が介護保険を利用し始めたことを紹介しました。「介護保険料は高くて大変だったけど、母がお世話になって助かった」と言いつつ、申請の手続きが難しく、申請後も利用するまで約3カ月掛かったと指摘。身近な問題にもかかわらず「高齢者ばかりの世帯では分からんのでは」と話題になりました。
全国商工新聞(2015年2月9日付) |