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  トップページ > 中小施策 > 選挙 > 全国商工新聞 第2852号 10月27日付
 
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怒りいっぱいの悪政 つぶされてたまるか
衆院選で間違った政治を変えよう

 原油・資材高騰、後期高齢者医療制度、強引な税金の取り立てなど自公政治に怒りが渦巻いています。目前に迫った衆議院選挙は、中小業者・国民の営業と暮らしを守る政治に切り替える絶好のチャンスです。消費税増税、憲法改悪で自民党と同じ立場の「政権選択」選挙では政治の中身は変わらない‐。「悪政につぶされてたまるか」と中小業者が怒りの声を上げ、行動に立ち上がっています。

後期高齢医療は許せません
不動産賃貸=神奈川県

 今年4月に厚生年金の「資格喪失確認通知書」が一方的に送られてきて、後期高齢者医療制度に組み入れられました。ひどいもんです。
  鉄工所を経営していた時から、社会保険の会社負担は大変でしたが、従業員の最低限の福利厚生として延滞金を払いながらも必死で払ってきました。75歳以上になっただけでなぜ別の保険に強制的に入れられるのか。納得できない。
  それに保険料も天引きです。許せないですね。
  75歳以上で働いている方は私の周りにいっぱいいます。医療費は原則1割ですが、現役並みは3割負担になる。
  長寿を喜べないのがこの制度です。みんな怒っています。総選挙はこの仇をとる絶好の機会です。

投機マネーを規制する党を
クリーニング=静岡県

 商売を初めて36年。こんなにひどい状況は初めて。ボイラーに使う灯油代をはじめ洗剤、ハンガー、ビニールとクリーニングに必要な材料がすべて値上がりしています。サラリーマンの家庭では給料が上がらず、今までクリーニングに出していた衣類を家庭で洗っています。家計を節約するためにはやむを得ないことです。
  それだけに原油高騰は大打撃。個人のクリーニング店ほど影響は大きく、商売は危機的状況です。直接補てんとともに、国は原油高騰の原因となっている投機マネーを規制すべきです。
  庶民いじめ、アメリカ言いなりの政治では日本はよくならない。中小業者の苦しみに心を寄せる政党の躍進が必要です。

弱者切り捨て政治の一掃を
カラオケ喫茶=愛媛県

 8年前に親会社が倒産し、28年間続けてきたタオルの糸巻工場をたたんでカラオケ喫茶を始めました。
  ここに来て客の大半を占めていたお年寄りがパタッと来なくなりました。明らかに政府のお年寄りいじめの政治の影響です。「住民税が上がった」「物価が上がって大変」の声が出され、ここにきて後期高齢者医療制度の天引きです。
  少ない年金の中から1曲50円、400円を握りしめて半日楽しんでいくというお年寄りのたった一つの楽しみを奪うなんて許せません。総選挙で弱者切り捨ての政治を変えたい。

消費税増税 とんでもない
印刷=宮城県

 用紙などが毎月のように上がり、ゆでガエルのよう。気がつけば、赤字続きでお尻に火がついたがけっぷち状態です。消費税の増税なんてとんでもない。これ以上、どうやって払えというのか。
  大企業はいい。私たちと違って平気で価格転嫁できるから。製紙大手会社が去年から2度も一斉値上げをしてきたので、宮城の印刷工業組合は公正取引委員会に「独禁法違反じゃないのか。ちゃんと調査してほしい」と、直談判しました。
  零細企業は消費税でつぶれてもいいのか。この怒りを今度の総選挙にぶつけ、政治を変えるしかありません。
   
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