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京都からの報告=新型インフルエンザの影響・被害について


新型インフルエンザによる中小業者への影響と被害の実態

 京都府下における新型インフルエンザの中小業者への影響は、日々深刻さを増しています。京都府商工団体連合会からの報告を紹介します。


<京都府商工団体連合会の会議=5月24日での発言>

 ・観光客の昼の食事のキャンセル、旅館からの卵の注文が直前にキャンセル (山科民主商工会)
 ・清水寺の近くのお土産店は、新型インフルエンザでお客が激減(東山民主商工会)
 ・修学旅行生のキャンセルが相次ぎ10人乗っていただいて1,000円を超えるお客さんがいなかった。不況とインフルエンザで客が激減、2時間から2時間半で一人のお客が乗るくらい。300校くらいの修学旅行が中止になっているらしく、京都への影響は大変大きい。(個人タクシー協同組合)
 ・インフルエンザで集会、会合が中止になって、花の納品がなくなった。(生花店)


<原田完・京都府議会議員(日本共産党)のヒヤリング調査=5月25日>

 ・錦市場の青果店=修学旅行生のキャンセルは大変。大きいホテル4、5社に納入しているが、受注分のキャンセル。1社で1日5〜10万円程度の売上があったものがゼロだ。これは大きいところだけで、小さいところをいれればさらに被害は大きい。修学旅行専門Nからは全く注文がなくなった。錦市場も観光客が激減し店売りが激減。全体で3〜4割の落ち込みではないかと見込んでいる。野菜の加工物の仕事がなくなり、従業員をかかえている分、余計に苦しい事態だ。

 ・三条名店街の鞄と土産店=みやげ物は主に外国人を対象にしているので目に見えた落ち込みは感じられない。それよりもサブプライム以降の経済不況の方が堪えている。しかし、観光客は見ての通り、インフルエンザ移行大幅に減少しているため、計数的に把握はしていないが影響している。鞄はインフルエンザ以降、まったく売れない。外出を控えているのが最大の原因。神戸での発生以来、ほとんど商品が動かない。一日も早く安全宣言をして客を取り戻す努力をしてほしい。嵐山の旅館経営者と先日話をしたらキャンセルが続いてまったく採算が合わない字体となっている。嵐山も観光客が激減状況だといわれている。

 ・新京極のお好み焼き屋(12時半頃でも店主は外出)=修学旅行生がまったく来なくなって、売上は半減。店舗は借家で家賃の支払いも含めて従来の不況に増して今回のインフルエンザで来客も売上も一気に半減。なんとかしてほしい。借入しても返済が大変。客が来るようにしてほしい。

 ・個人タクシー協同組合=修学旅行のタクシーがキャンセルになっている。台数としては個タク関係で500〜600台はキャンセル。1台2万円程度の売上がなくなっている。法人を入れると1千台を超えている。修学旅行用のタクシーが流しに入ってきて京都駅の客待ち時間が40分程度だったのが90分程度になり、商売にならない。タクシーの売上は差があるが1日数千円(5〜6000円)になっている。まったく収入にならない。日曜の夜、仕事に出たが、実車は2回だけで3000円にもならなかった。(他に規制緩和・MK問題の話もあった)

 ・京都全魚類卸協同組合=組合として、組合員の経営実態について把握できていない。しかし、聞いている範囲では、仲卸業者は3〜4割の落ち込み状況と聞いている。ホテル関係は粗下処理で納品となっているが、病院等には完全処理して切り身で納品している。組合員はこれまでも不況で苦しんでいる上に今回の新型インフルエンザはいつまで続くのか。売上の回復期まで体力が維持できるかどうかが問題だ。今回の事態はまったくの欠損であり、行政からの補填がほしいくらいだ。

 ・京都府中小企業団体中央会=京都府の観光関連会議があり、事前の聞き取りを行っている。手元にはデータの報告はきていないが深刻な事態となっている。ホテルやみやげ物屋、タクシー等観光業者のみならず、納入業者やその下で働いているパートやアルバイトにまで影響する。経済的被害は多方面にでており、把握しきれないのが実情だ。今日の会議をうけてさらに対応は考えていかねばならない。*府旅館生活衛生同業組合アンケート(京都新聞5/26付記事参照)


   
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