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高過ぎる国保料(税)引き下げよ 各地の民商が申し入れ

 「高過ぎる国民健康保険(国保)料(税)の引き下げを」「一般会計からの法定外繰り入れを維持し、値上げするな」−。各地の民主商工会(民商)は、市町村に対し、積極的な要請を行っています。

「子育て世代応援」へ 日田市長が検討約束

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原田啓介・日田市長(左端)に国保税引き下げなどを要望する日田民商の(奥中央から右に)長田さん、佐伯さんら

 「子育て世代を応援したい」-。大分・日田民商も加わる「国保を良くする日田の会」は6月1日、2018年度の国保税引き下げを求め、原田啓介・日田市長に要望書を提出。3人目以降の子どもの国保の均等割負担軽減など前向きに検討することを約束しました。
 民商からは、長田友梨さん(仮名)、佐伯美穂さん(仮名)の会員2人と伊藤晴康事務局長が参加。2人とも、子育て真っ最中のママ世代で、交渉には初参加です。
 今年度の国保税は、国保運営協議会の決定により、昨年度から据え置かれる案が市議会に提出される予定。しかし、国保準備基金という名の余剰金が3億5000万円もあり、仮に全額を負担軽減に活用すれば、被保険者1人当たり4万円の引き下げが可能です。
 長田さんは「夫婦ともに自営で子どもが3人。国保は家計の大きな負担になっており、これでは生活できない」と訴えました。
 日田市では、差し押さえなど強権的な徴収が頻発しており、佐伯さんは「滞納する人は『払わないのではなく、払えない』。本当に国保が高過ぎる」と、実態を告発しました。
 長田さんは「緊張して話せないかと思ったけど、市長を前にすると、言いたいことがいっぱい出てきた」。佐伯さんも「子育て世代の代表っていうと大げさだけど、実際に高過ぎる国保税で苦労しているママたちの声が届くといいな」と話していました。

一般会計繰り入れる 善通寺市長が明言
 「一般会計から繰り入れを行い、国保税は引き下げる」−。香川・善通寺民商が5月14日に行った善通寺市との懇談で、平岡政典市長が明言しました。
 森江一彰常任理事=米穀商=が「民商会員をはじめ、中小業者の間では『高過ぎる国保税を下げてほしい』との根強い要求がある。4月から始まった国保の都道府県単位化によって、国保税をこれ以上、上げないでほしい」と要望。平岡市長は「国保税は実際には上げないといけないが、市民の皆さんが大変でしょうから、一般会計から予算を繰り入れ、下げるようになっています」と返答しました。
 民商が管轄する琴平町、まんのう町でも、国保税引き下げが決まっており、3自治体すべてで国保税引き下げが実現する見通しです。

全国商工新聞(2018年7月2日付)
 

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