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  トップページ > 国保・年金のページ > 国民健康保険 > 全国商工新聞 第2998号 11月7日付
 
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国保料半額減免 集団申請で成果=兵庫

 兵庫民主商工会(民商)は先ごろ、国民健康保険(国保)料の集団減免申請を行い、70人が申請しました。
 村上健次会長のあいさつの後、区役所内の別室で申請を行いました。
 集団減免申請は、格差社会が社会問題となり、経済的苦難と病苦が原因とした自殺者が出ている中で安心して医療にかかり、商売ができるようにと毎年行っているもの。
 Tさん=印刷=は単身世帯ですが、年間12万円の国保料通知が届きました。仕事がなく困っていましたが、集団減免の結果、半額の6万円に減額されました。「集団の力はすごい。これで何とか払えます」と近所の役員さんに語っていました。
 民商では集団申請に向け、8月23日には役員・事務局員14人が参加し、国保課と交渉しました。
 (1)相互扶助ではなく、「憲法25条」の立場で国保行政を行うこと(2)年々厳しくなっている国庫補助の増額を求めること(3)国保料滞納を理由にした保険証の取り上げや保険給付の差し止めをやめ「特別な事情」に配慮すること―などを申し入れていました。
 8月中旬からは15支部で42回、70人が参加した減免相談会を実施。
 中小業者が置かれている深刻な状況を国保課交渉に反映させようと、役員・事務局員が相談に応じました。

全国商工新聞(2011年11月7日付)
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