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  トップページ > 国保・年金のページ > 国民健康保険 > 全国商工新聞 第2987号 8月22日付
 
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国保料減免 申請30人が減額実現=大阪・摂津

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国保料の集団減免申請を行う摂津民商の会員たち

 大阪・摂津民主商工会(民商)は先ごろ、毎年行っている国民健康保険(国保)料の集団減免申請に取り組み、30人が参加。全員が減免を実現し、「本当に助かった」と喜びの声を上げています。
 Nさん=タイル=は「以前は税理士に依頼していたが、あまり説明もなく漠然と税金や国保料は高いと思っていました。民商に入ってからは経費の見直しなどを一緒に勉強でき、減免制度や国保制度そのものについても説明してくれるので、納得して申請できるので安心です」と話します。
約20万円減額も
 年間50万円もの保険料が、約30万円にまで減額されたMさん=金属加工=は「夫と私、家族2人が法人役員だが、実際には役員報酬(給料)の半分以上が未払いになっており、名目上の給料で計算されて高額な国保料になりました。3月から仕事も減少しており、集団減免を受けて減額されたので、本当に助かりました」と笑顔。
 「減免を受けて、月々約2万2000円の保険料が7000円ほど下がりました」と話すTさん=配管=は「今まで自分だけで申請に行っても、なかなか思っていることが言えなかった。集団減免申請で初めて自分の言いたいことが言えた気がします。本当にありがとう」と語っていました。
 民商では、減免基準の引き上げや、高すぎる国保料の引き下げなどを要求し、毎年国保課と交渉を重ねています。その結果、これまでも数度の値上げを断念させ、減免や一部負担金などの制度を改善させ、職員の窓口対応も変えさせてきました。今後も摂津市の国保が市民の生活状況を反映し、過度な負担を強いる国保料にならないよう、粘り強く交渉していきます。

全国商工新聞(2011年8月22日付)
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