国保料の集団減免申請に103人=岐阜北
岐阜・岐阜北民主商工会(民商)も加盟する岐阜市国保をよくする会は8月2日と23日の両日、国民健康保険(国保)料減免のいっせい申請を実施。民商からの80人以上を含む103人が集まり、国保課の職員と面談しながら申請書を提出しました。
申請書学習記入会で学習し、申請に参加した常盤岩野田支部の支部長=喫茶=は「こんなに簡単な書類なの。高い国保料に困っている会員はたくさんいるはずだから声をかけよう」と他の会員にも勧めました。
「今年の売り上げは2割くらい下がっている。昨年は減免申請で約1割減免されたので今年も申請しました。この減免の制度を知らない人もまだまだ多いので声をかけて知らせていきたい」と語っています。
会場でよくする会が減免申請について70人にアンケートを実施。「国保料が高い」97%、「減免に参加してよかった」96%という結果が。仕事状況に関しては「減った・ほとんどない」92%、今後の見通しは「悪くなる・見通しが立たない」97%と、依然厳しい状況にあることが浮き彫りに。「年々高くなる保険料に不満」「減免になっても高い」「生活もままならないのに高額な保険料は苦しい」など切実な声も寄せられました。
よくする会では、月1回の申請日を設けて申請運動を行い、また市議会に対して請願署名活動を行うなど、今後も国保制度改善に向け、働きかけを強めていこうと話し合っています。
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