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トップページ > 金融のページ > 融資制度 > 全国商工新聞 第2872号 3月23日付

 
金融 融資制度
 

信金の貸渋り本店交渉で改善約束=厚木

 「業者の声で金融機関の態度が変わったことに感動した」「融資を実現して商売を続けたい」―。神奈川・厚木民主商工会(民商)は2月13日、平塚信用金庫の各支店で起きている貸し渋り問題で、同本店と交渉。その後、融資が実現した会員から喜びの声が寄せられています。
 民商の15件の融資相談に対し、多くの地銀や信金・信組は誠実に対応。ところが、平塚信金は「税金滞納がある」「保証協会がよくても独自の審査がある」など理由をつけ、保証委託申込書の受付を拒否。確定申告書類などを1カ月も放置した末に融資を断るなど、5件の融資申請すべてが止まっていました。
 本店交渉では(1)国や保証協会と同じ基準で対応すること(2)地域金融機関として資金を必要とする業者に資金を貸すこと(3)厚木市の制度融資を積極的に活用すること―を要請。融資が滞っていることへの回答を求めました。営業統括部長、審査担当部長らは「要請内容と同じ立場で対応している」と答えましたが、貸し渋りの実例を示されると「支店長を集めて改善を徹底します」と謝罪しました。
 交渉後、税金滞納を理由に融資が止まっていたTさん=建設=は、書類が保証協会に送られ、2月20日に融資が実現しました。
 Kさん=空調設備工事=は、既存融資に新規分500万円を追加して融資申請。書類審査の結果、「新規分で700万円」に増額して実行されました。
 
     
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