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トップページ > 金融のページ > 融資制度 > 全国商工新聞 第2864号 1月26日付

 
金融 融資制度
 

相次ぐ銀行の注文をクリアして融資実現=草津

 滋賀・草津民主商工会(民商)のOさん=水道設備=は9日、銀行の貸し渋りをはね返し、セーフティーネット保証を活用して200万円の緊急融資を実現しました。
 Oさんが新規取引で滋賀銀行窓口に申し込みをしたのは昨年11月。
 しかし、滋賀銀行は数回にわたって資料提出を求め、最後には「工事請負契約書を出せ」「入金があればすぐに一括返済してください」などさまざまな注文をつけ融資を断ってきました。
 Oさんは慌てて民商に相談。民商は滋賀銀行に電話をかけ「1年間の返済据え置き期間を置くことなどがセーフティーネットの趣旨なのに、『すぐに返せ』という対応は反している」と抗議。
 滋賀県商工団体連合会(県連)が滋賀銀行本店と保証協会と交渉した際も、赤字や税滞納があっても融資をすると回答したことを示し、Oさんのように困難な人にこそ緊急融資を使うべきだ。審査以前に拒否をするのはおかしい」と、訴えました。
 数日後、滋賀銀行から「承諾します。保証協会に回します」と連絡があり、融資にこぎつけました。
 Oさんは「一括返済だとセーフティーネット保証の意味がありません。とにかく安心しました」と喜んでいます。

 
     
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