出張なんでも相談会 商店街へ出陣 甲冑姿でチョコと商工新聞配り宣伝=大阪・西成民商
拡大や紹介の弾みに
戦国甲冑をテーマにした経営対策部会の取り組みが本紙1面(2月1日号)で紹介された大阪・西成民主商工会(民商)。バレンタインデーの14日に、西成区で一番大きな鶴見橋商店街で甲冑を着た宣伝隊が練り歩き、「出張なんでも相談会」を開催、会員・役員11人が参加しました。
商店街で大注目を集めた西成民商の甲冑宣伝隊
大にぎわいだった子ども用甲冑の撮影会
甲冑姿での練り歩きは大注目され、いったん通り過ぎた人も振り返って確認するほど。甲冑姿でビラと商工新聞掲載紙を持って商店に入ると対話も弾み、「来年は、あんたのとこで税金相談するわ」という人も。商店街を端から端まで練り歩き、「出張なんでも相談会」に合流しました。
「出張なんでも相談会」では、婦人部と大商連のキャラクター「こまっトラ」の着ぐるみがチョコレートとビラを配布。チョコレートと一緒にまくビラは受け取りがよく、「今度相談に行きたい」という人もいました。
ブースの横で実施した「ちびっこ戦国甲冑体験&さつえい会」は子ども用甲冑が大人気。刀を持っての記念撮影に商店街もにぎわいました。参加者も「いい宣伝ができた」「拡大への弾みがついた」と大満足でした。
この日の行動は、掲載紙が届いた直後、成子晶美会長=製造=が「宣伝紙100部を注文し、大いに活用しよう」と提案したもの。記事は、会員から「西成の甲冑も全国区になったなあ」と好評です。商工新聞を購読している奈良県大和郡山市産業振興課に記事を届けた大和郡山斑鳩民商からは「市主催の『大和郡山お城まつり』があって、甲冑レンタルに興味があるようだ」と連絡が。早速、殿井尚副会長=遺跡発掘=が打ち合わせに出掛けるなど大きな反響を呼びました。
「出張なんでも相談会」を開催した6番街は、昨年から成子会長や殿井副会長、会員らが大売り出しを手伝うなど交流を深めてきたこともあり、快く協力してくれました。
民商は「春の運動」で読者6人、記帳要求などで会員4人を拡大(22日現在)。「最近、家を買ったばかりで、ちゃんとした申告がしたい」と仕事仲間から相談された建設業の会員が「民商なら税金のことで相談に乗ってもらえるで」と紹介。後日、その仲間が大阪市内の此花民商を訪れ入会する成果も挙げています。
全国商工新聞(2016年2月29日付) |