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売り上げ不振打開へ力合わせ 生鮮コラボ市開催 集客に民商役員も協力=札幌東部民商

 「協力してお客さんを呼び、商売頑張ろう」―。札幌東部民主商工会(民商)に所属する生鮮品を扱う会員3人が10月25日、共同で「生鮮コラボ市」を開催しました。それぞれの店舗が扱う新鮮食材を使った料理なども振る舞いながら、店をアピールし、地域の人に喜ばれました。

広がるにぎわいに手応え

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目玉商品の地物野菜を売る工藤一成会長
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生鮮コラボ市で焼き鳥を提供する金田秀勝さん(左)

 生鮮コラボ市を開いたのは、本間範男さん=水産、鈴木正義さん=米穀店、金田秀勝さん=精肉店。本間さんの「本間鮮魚店」前で共同店舗を出し、民商役員がサポートしました。
 目玉商品は、近郊の農家を回り集めた芋・ニンジン・玉ネギ・ゴボウなど旬の地物野菜。売れ筋の新米は買い求めやすい3キロ袋で準備するなど工夫して企画品をそろえました。
 工藤一成民商会長夫妻=印刷=は、店内で食べられるように、石狩鍋やなめこ汁、新米を使った赤飯や山菜おこわを用意。店頭では金田さんが焼き鳥などを料理し、提供しました。
 天候が悪い中でしたが、売り出し時間前から「本間さんが頑張っているから来たよ」の声とともに来客が増えてきました。近所に住む男性客は、石狩鍋に舌鼓を打ち、「おふくろの味だよ!」と感激。店舗オーナーも「にぎわいがあっていいわね」と大喜び。そばのバス停にいる人たちにも温かい汁物を振る舞い、店のアピールに力を入れました。
 3時間の売り出しで、60人以上(チラシ効果3%)が来店し、目玉商品はほぼ完売。水産品の売り上げも底上げができ、通常日の倍程度を確保。本間さんの妻の美代子さんは「本当にありがとうございました。お礼の言葉もありません」と目を潤ませていました。
 商店街は閉店など苦境が続き、寂れる一方。「売り上げ不振でこのままではやっていけない」という声から、3回の会議を経て、3000枚のチラシを配って準備しました。今回の企画で活気や交流を取り戻せる可能性を実感しました。

全国商工新聞(2015年11月23日付)
 
   

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