みんなで商売伸ばそう 経営対策活動交流会=愛知県連
愛知県商工団体連合会(県連)は10月27日、経営対策活動交流会を開き14人が参加。県内民主商工会(民商)が行っている多彩な経営対策を出し合い、意見交換しました。
経営金融対策部長のあいさつの後、参加者がそれぞれの民商の活動について報告しました。
「支部で夜のプチオリエンテーリングを開催。協力を要請する会員訪問では、経営の実態も対話でき、参加者、参加店とも民商への信頼が高まった」(小牧)、「会員の店を回る『ウェスタンフェスタ』では事業主の工夫など店の良いところが見えて楽しい」(名古屋西部)など、地域住民や店舗とつながりを広げる取り組みについて発言が相次ぎました。
建設業者の仕事獲得のネットワークづくりについても「横のつながりを強めている。人手が足りないとき、信頼関係があると頼みやすい」(瀬戸旭)、「月1回会合を開き、チラシ作成や情報交換をしている」(春日井)、「ネットワークの中に、製造業者もいて建設部品も作っている。市は人口を増やすための空き家リフォームには積極的」(津島)など活発な意見が出されました。
また、「商工交流会を開催し、自分の商売を考え直す良い機会になった」(岡崎)、「数年前から経営交流会を続け、昨年経営セミナーをやった。若い会員の商売意欲に刺激を受け、仕事場訪問や交流会も行った」(豊橋)など商売を見つめ直す取り組みの報告もありました。
仲間で助け合って商売繁盛をめざす活動に学び合いました。
全国商工新聞(2014年12月1日付) |