いろんな商売大集合 あきんど祭り=神奈川
神奈川・大和民主商工会(民商)は7月27日、大和市内で「あきんど祭り・いろんな商売大集合」を開催し、160人の来場者を迎えました。お祭りのようなにぎやかな雰囲気の中、出展者は実演や説明で商売を熱くアピールしました。
会場内には飲食・製造・サービスなど多彩な21ブースが出展。資料や製品を展示しながら商売をアピールしました。電子部品やバスのプリント加工など、普段目にする機会の少ない業種には子どもたちも興味津々。「野原ふとん店」のNさん=寝具製造販売=は、自分で打っている座布団などを販売し、その質の良さに人だかりができました。
「お祭りムードを盛り上げよう」と企画したマグロの解体ショーでは体長約1メートル、26キロのマグロが登場。来場者の想像をはるかに超える大きさで、会場内のボルテージは最高潮でした。横浜南部民商のIさん=居酒屋=が解体し、その場ですしを握るパフォーマンスが喜ばれました。会場では、ラテンギターライブや来場者へのポップコーンプレゼントもあり、笑顔の絶えないイベントになりました。
あきない祭りは、「中小業者は優れた技術を持ち面白い商売をしていても、PRする場所がない」「同・異業者問わず交流を深め、商売の発展につなげたい」「地元の商店、業者の元気な姿を知ってもらい、地域活性化に貢献したい」との趣旨で経営対策部が企画。地域のさまざまな人たちにも楽しんでもらえるイベントにしようと3カ月以上準備をしてきました。
経営対策部長のKさん=水道工事=は「たくさんの人に来てもらい、楽しみながら交流を図って活気あふれるイベントにすることができた。今後も地域とのつながりをつくっていく企画をしたい」と話しています。
全国商工新聞(2014年9月1日付) |