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  トップページ > 経営のページ > 経営 > 全国商工新聞 第3072号5月27日付
 
相談は民商へ
 
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債務整理、税金分納……「なんでも相談会」毎週開催=鹿児島・串木野日置

 鹿児島・串木野日置民主商工会(民商)は毎週水曜日に「なんでも相談会」を開催しています。
 3、4月は電話での相談を含め8人の相談に乗りました。
 陶器製造販売を営む業者から「カードローンの借り入れ額が240万円を超え、一括返済を迫られている」と相談がありました。生活費の一部としてカードローンを利用していましたが、売り上げが数年前から激減。返済も滞り保証会社から返済を求められていました。相談者が高齢で完済のめどが立たなかったこともあり、債務整理と生活保護申請を同時に行い、解決しました。
 呉服店の会員は、10年ほど前から固定資産税と国民健康保険(国保)税が滞納となり、分納をしてきました。しかし売り上げが伸びず納付困難に。延滞金だけで30万円以上の滞納となっていました。相談を受け、会員と一緒に市役所を訪れ、納付困難な状況を説明。本税は納付可能な金額で分納すること、延滞金は免除申請を提出し全額免除にしました。
 なんでも相談会は地域の業者が気軽に相談できる場をつくろうと、綾田民樹会長=ガス機器補修=の提案で、2010年からスタートしました。市会議員や弁護士、他団体と連携した対応も重視し、相談活動や解決事例は「民商だより」に掲載。「民商はいろんな相談に乗っている」と評判です。
 相談者からは「どこに相談していいのか分からなかった」「相談するのを迷っていた」という声が寄せられています。相談を通じて入会や商工新聞読者になることもあり、今後も丁寧な相談活動を続けようと役員らで話し合っています。

全国商工新聞(2013年5月27日付)
 
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