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  トップページ > 経営のページ > 経営 > 全国商工新聞 第2893号 8月31日付
 
経営
 

雇用安定助成金支給で「仕事を続けられる」=広島

 広島民主商工会(民商)で、最初に「中小企業緊急雇用安定助成金」を申請していた事業所に7月16日、約40万円の助成金が支給されました。受け取った鉄工所経営のFさんは「民商に相談して本当に助かった。これで仕事も続けられる」と従業員とともに喜んでいます。
 100年に一度といわれる不況の中で、鉄工所の仕事も今年に入って激減。しかし従業員を解雇するのではなく、2月から操業時間を短縮し、午後は従業員2人を休業させる形をとりました。
 生き延びるには「中小企業緊急雇用安定助成金」の活用が必要と、民商と相談。書類も一緒に準備し、1月には休業予定を提出。3月に最初の助成金の支給申請をしました。
 助成金は申請してから支給までに3カ月かかる(3カ月分申請の場合)ため、少しの間辛抱することになりましたが、7月に入って申請していた助成金の2月、3月分の支給決定通知が届き、2カ月分で約40万円が振り込まれました。
 Fさんは「これで一息つける。民商に相談して、いち早く申請していて本当によかった」と話しています。
 「中小企業緊急雇用安定助成金」は、収益が悪化し、事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、雇用する労働者を一時的に休業、教育訓練または出向させた場合に、それにかかる手当もしくは賃金などの一部が助成される制度。3月30日から、休業手当(賃金の6割以上)に相当する助成金の率が8割から9割にアップしています。
   
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