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  トップページ > 平和・民主主義のページ > 平和・憲法 > 全国商工新聞 第3179号8月3日付
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平和・憲法
 

いま行動しないと 戦争法反対関西デモ


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8200人が参加した関西デモ。若者たちがラップ調のコールに合わせ抗議

 「私たちは怒っている」「民主主義を無視した“戦争法案”は絶対に許さない」「安倍は辞めろ」―。大商連青年部協議会(大青協)の部員も参加するSADL(サドル=民主主義と生活を守る有志)と、SEALDs KANSAI(シールズ関西=自由と民主主義のための関西学生緊急行動)は7月19日、大阪・御堂筋で「『戦争法案』に反対する関西デモ」を開催。8200人の青年、学生らがサウンドカーから流れる音楽とラップ調のコールに合わせ、怒りと抗議の声を上げました。

戦争法案許さない
 靱公園で行われた出発前の集会でSADLは「戦争法案をめぐって国会では国民を無視した暴挙が平然と行われている。国民が黙っていたら独裁国家と変わらない。少しでも不安な人はともに歩きましょう」と呼び掛け。SEALDs KANSAIのSさんは「自民党は『強行採決も3連休で国民は忘れる』と言っているが、忘れるわけないだろ!憲法守らず、国民の声を聞かない安倍政権を私たちの手で引きずりおろそう」と激励し、デモはスタートしました。
 沿道からはデモ隊とともに歩く人や一緒にコールする人、手を振って応援する人など多くの共感と支持が寄せられました。また、デモの様子は民放テレビ局や新聞各誌でも報道され、ツイッターなどのSNS上でも「御堂筋のデモ隊すごい!カッコいい」「デモ隊を見て友達と戦争法案について話した」など大きな話題となっています。
 兵庫県尼崎市から1歳の娘を連れてデモに参加したHさんは「戦争法案が通れば、130万人の死者を出したイラク・アフガニスタン戦争のような戦争に、日本がよりいっそう、加担することになる。子どもの未来のためにも許すわけにはいかない」と訴え。神戸市の大学生は「いま行動しないと国民が戦争法案を許したことになると思い参加した。安倍さんに首相の資格はない。絶対に負けるわけにはいかない」と語りました。
 デモで出会ったという中学生と大学生は「自民党のやり方は絶対におかしいと思い自分の意思で参加した。街の人も自分と同じように感じている人がたくさんいると感じ、うれしかった」と語りました。

こんな政治に黙っていない=SADL・大青協・栄裕矢さん

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 日本が攻撃されていなくても他国の戦争に兵站という形で参加、協力する戦争法案が通れば間違いなく日本が攻撃される危険は高まる。そんなことは誰にだって分かる。だからこそ戦争法案に反対する人たちがこれだけ増えているのに安倍さんは全く聞く耳を持とうとしない。こんな政治に僕たち国民が黙っているわけにはいかない。「おかしいことはおかしい」と行動で示そうと今回のデモを企画しました。
 SADLは大阪都構想に反対しようと関西電力前の反原発行動やヘイトスピーチへのカウンター行動で仲良くなった、20〜30代の仲間でつくったチームです。
 自分は父の喫茶店を手伝っていますが、いろんな人たちに支えられて生きています。日本の平和は戦後70年いろんな人たちが、守り自分たちに引き継いでくれた宝です。
 いま、それが壊されようとしている。未来のために子どもたちのために、なにかしなけりゃいけないと思う。

全国商工新聞(2015年8月3日付)
 
   

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