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憲法動向
踏みにじられる25条
 国民の生存権を保障した憲法25条を脅かす事件が相次いでいます。
 秋田市では生活保護申請を2回却下された男性(37)が7月24日、福祉事務所前の駐車場で自殺しました。この男性は「おれみたいな人間はいっぱいいる。おれの犠牲で福祉がよくなってほしい」と友人に話していました。抗議の自殺です。
 睡眠障害があった男性は5年ほど定職に就けず、車上生活で、保険証はなく、治療して働きたいと願っていました。ところが同市は申請を認めず、「判断は適切だった」と話しています。
 福岡・北九州市でも2度にわたる生活保護申請を拒否された男性(56)が5月、餓死しているのが発見されました。厚生労働省は事件を検証し、「このような事態が起こらない制度、体制をつくっていきたい」と答えていますが、保護申請が拒否されるのは、国が生活保護を打ち切るように指導・指示をしているのが背景にあります。その責任は重大です。
 生活保護は25条に基づいて国が国民の生存権を保障するために具体化したもので、生活保護行政が、人の命を奪うなど絶対にあってはならないことです。
 
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