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  トップページ > 平和・民主主義のページ > 安保・基地 > 全国商工新聞 第2840号 7月28日付
 
安保・基地
 

7・13全国大集会in横須賀
米原子力空母の配備を許すな
全国から3万人が集結 基地強化阻止へ決意固く

 「原子力空母の配備を許すな」と13日、米海軍横須賀基地をのぞむヴェルニー公園(神奈川県横須賀市)で「7・13全国大集会in横須賀」(同実行委員会主催)が開かれ、全国から3万人余が参加。日米両政府に「原子力空母配備反対」「米軍基地の再編・強化反対」の意思を力強く示しました。各地の民主商工会(民商)からも大勢の仲間が参加。「平和でこそ商売繁盛」と市民にアピールしました。

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「I LOVE PEACE」と3万人以上の参加者がうちわを掲げてコールした7・13全国大集会
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オリジナルのプラカードなどを掲げて更新する静岡・清水民商の伴野誠保副会長(左)と佐野藤雄さん
 「首都東京に近接する横須賀基地に原子炉2基を持つ強大空母を配備するなんて許せない」‐。炎天下、会場いっぱいに詰めかけた参加者は「STOP空母」のうちわや色とりどりののぼりを掲げ、基地強化阻止をアピールしました。
  主催者あいさつで全労連の坂内三夫議長は「この集会を新たな出発点に、全国の連帯を強め米軍再編・強化を打ち破ろう」と呼びかけました。
  日本共産党の志位和夫委員長は、(1)核事故の危険性(2)殴り込み機能の強化(3)基地の恒久化(4)米軍犯罪の拡大‐の四つの危険を告発し、「原子力空母の配備は撤回せよ、の声を上げよう」と訴えました。
  地元の元自治会会長の藤島紀雄さんが「日本の現状は、もはや戦後でなく、戦前だ。自治会などの草の根運動をさらに強化しなければならない」と決意を表明。
  特別報告で、自衛隊イラク派兵差止訴訟の会代表・池住義憲さんは「自衛隊のイラク派兵は違憲とする画期的な判決がでました。平和を願う人たちの勝利です」と述べ、住民投票を成功させる会共同代表・呉東正彦さんは「原子力空母の母港化を許せば首都圏3000万人は原子炉事故の恐怖と同居することになる」と危険性を指摘し、配備計画の見直しを訴えました。
  連帯あいさつでは、空母艦載機移転に反対し岩国の発展を願う議員有志の会・重岡邦昭さんは「この集会を力に全国の連帯を深め、米軍再編に歯止めをかけよう」と訴えました。
  横須賀民商会長の富塚昇さんが、元気よく集会アピールを提案。参加者は集会後、米軍基地ゲート前で、「原子力空母来るな!」と唱和し、横須賀市役所前までデモ行進しました。

集会成功に向け民商も力を発揮
  7月に入ってから連日、ファクスニュースを出し、参加を呼びかけた静岡県商工団体連合会(県連)からは52人が参加。清實夫副会長は「三役会で集会を多くの参加者で成功させようと論議。なんとしても原子力配備を阻止したい」と決意。
  33人が参加した埼玉県連は三役・常任理事会でも議題にし、終盤は日報も取り、参加を募ってきました。
  地元・横須賀民商のYさんは、夫婦で参加。「商売は平和でなければできません。こうした集会には何回も参加していますが、平和の尊さを感じています。デモ行進では平和の歌声が響き、疲れを感じさせないさわかな行進でした」と語りました。
   
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