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  トップページ > 平和・民主のページ > 安保・基地 > 全国商工新聞 第2811号 12月17日付
安保・基地
 
戦争司令部移設ノー
神奈川・座間市首都圏大集会 原子力空母配備に反対 
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沖縄の報告に思いを込めて声援を送る横須賀民商の会員
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米軍司令部はいらないとこぶしを突き上げる神奈川県内の民商会員ら
 「戦争司令部ノー」「爆音も原子力空母もゴメンだ!」‐神奈川県座間市内で2日、「12・2首都圏大集会in座間」が開かれました。民主商工会(民商)の仲間など神奈川をはじめ首都圏各地から1万3000人が集い、沖縄・岩国に連帯し、「米軍基地の再編・強化を許さない」との決意を新たにしました。
  新日本婦人の会の高田公子会長は主催者あいさつで、「世界でも、日本でも国民世論と運動が政治を大きく動かしている」と米国追従のオーストラリアで政権交代が起きたことを例に上げて強調。
  日本共産党の志位和夫委員長が情勢報告。「国民が自衛隊の撤収命令を出した」と述べ、新テロ特措法の廃案と防衛省疑惑の徹底究明を呼びかけました。
  集会では沖縄、岩国のたたかいの報告に大きな拍手が送られ、首都圏の基地闘争のとりくみを各県代表が報告。神奈川県商工団体連合会の鎌田保会長が閉会あいさつしました。
  また大会には相模原市長・市議会議長、大和市長など5市・1議長からメッセージが寄せられました。
  相模原民商の大塚昇さん(67)=介護=は「軍事費を福祉や教育に回し、安心して暮らせる世の中にしないと。本集会と岩国集会の成功は、平和を求め、誰もが戦争を望んでいない証明です」ときっぱり。妻のフミ子さんは「駅頭宣伝では若者の反応もよく、年輩者からは政治への怒りを感じました」と言います。
  厚木民商の鈴木義昭さん(62)=電気工事=は「こんなに多くの仲間が参加して本当に良かった。原油高、鋼材高で多くの人たちが苦しんでいるのに、なぜ政府は給油活動を優先させるのか」と怒りを隠しません。
  営業中に沿道に出てデモ隊に声援を送った大和民商の松野輝代さん(67)=そば店=は「本当はみんなと一緒に参加したかった。市長も市民も、みんな司令部移設に反対です」と話していました。
 
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